皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
マイホームで気になる項目のひとつ、防犯性。
空き巣などの犯罪から家族を守るには、どのような家にすべきでしょうか。
今回は、家づくりのプロである私たちアイズホームが、設計時に提案する5つの防犯対策をご紹介します。
[1]間取りの防犯:侵入口を死角にしない
間取りを作るうえで重要な防犯ポイントは、玄関や人が出入りできる大きさの窓を、死角にならない位置にすることです。
空き巣や住宅窃盗の多くは、玄関ドアや窓ガラスを破って侵入していることが、警視庁の統計データで公開されています。
令和4年の一戸建住宅への空き巣認知件数7064件
そのうち
窓からの侵入:4153件
表出入口(玄関)からの侵入:1244件
参照:警視庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料 」より
そのため、玄関ドアや窓ガラスに不審な人物に近づけないよう、道路から見える部分にアプローチを提案します。
塀や高いフェンスなどで覆ってしまうと、窃盗に狙われやすくなります。
プライバシーは守りながら、周囲から完全に死角になる位置を避けましょう。
[2]玄関ドアの防犯:鍵種類
玄関ドアには安全性の高い鍵を採用するのがおすすめです。
なぜなら、侵入に5分以上かかるようであれば犯人の7割が侵入をあきらめていることが分かっているからです。
玄関ドアにはピッキングなどで解錠されにくい鍵を採用しましょう。
例えば、採用の多いリクシルの玄関ドアシリーズでは
・鎌付デッドボルト
・セキュリティサムターン
といった防犯キーを選べます。
参考:『リクシル玄関ドアの高い防犯機能』
また、無施錠のドアから侵入されるケースも多発しています。
鍵のかけ忘れを防ぐには、外出先からも施錠を確認できるスマートロックがおすすめです。
スマートフォンと連動させ、近づくだけで鍵の解施錠ができたり、解施錠の履歴を確認できたりするもので、後付けできる商品も多く発売されています。
念のため、スマートロック取り付けが可能な玄関ドアか確認して採用しましょう。
[3]窓の防犯:防犯ガラス
窓は窃盗の侵入が最も多い場所です。
窓周りの防犯性を高めるなら防犯ガラスがおすすめです。
防犯ガラスは、強い中間膜がガラスの内側に貼られているもので、破壊されるまでの時間を稼げます。
特に人が侵入しやすい掃き出し窓や大きな窓には、こうした防犯ガラス窓を採用しましょう。
他にも
・人目につかない場所の窓は人が通れない大きさにする
・面格子を設置する
・ジャンプしても届かない高さにする
・大きな窓にはシャッターを付ける
などの窓を選ぶのも有効です。
[4]外構の防犯:死角をつくらない・防犯砂利
続いて対策したいのが、外構計画です。
フェンスや門扉を設置する場合は高さと視線に留意しましょう。
お庭のプライバシーを守るために設置するフェンスも、完全に覆ってしまうとかえって危険です。
格子状になっているものを選んだり、フェンス内にたどり着くまでに死角にならないよう位置に配慮します。
また、踏むと大きな音が鳴る防犯砂利も、住居侵入者から敬遠されます。
道路や隣家から見えない位置ができてしまう場合は、足下の防犯砂利をご検討ください。
ほかにも、ガレージやカーポートの屋根は2階に侵入する足場にならないようにするなど、外構計画には防犯上の細やかな注意が大切です。
[5]住まい後の防犯
最後は、家づくり後、住んでいるときの防犯対策です。
ひとつは、窓の周辺に足場になるものを置かないこと。
例えば、エアコンの室外機などは、足場代わりになりやすいもの。
高い位置の窓の真下などは避けましょう。
外構の照明計画でも可能ですが、人感センサー付きライトの設置もおすすめです。
夜間に住宅に近づこうとすると光るので、侵入者が敬遠します。
最後に紹介する防犯アイテムは、防犯カメラです。
どうしても死角ができてしまう場所は、防犯カメラが有効です。
センサーライトのように、動きを感知して録画が始まるものもあります。
後付けできるアイテムも、日々新しい商品がリリースされています。
住まいの安全を守るため、取り入れてみてくださいね。
まとめ
家族の安全を守るのは、住まいの性能だけではありません。
防犯のちょっとした工夫で、窃盗犯を敬遠させられます。
防犯に強い家を作る5つのコツ
(1)侵入口を死角にしない
(2)玄関ドアには安全性の高い鍵を
(3)窓には防犯ガラスを
(4)外構の防犯対策
(5)住まい後の防犯対策
家の計画の際には、チェックしてみてくださいね。
アイズホームでは、家族の安全を守る住まいをオーダーメイドで設計提案しています。
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