間取りのお話 (家づくりの準備②)

以前のブログで家づくりの準備としてお金の話をさせていただきました。

私共がお客様より受ける質問の中に、「建売住宅と注文住宅とはどこが

どう違うのでしょう」?」といった質問を受けることが多々ありました

が、注文建築での家づくりを行っていくにあたってお客様と一緒に決め

ていく事柄が大きく3つあります。

そのうちの一つが「お金」

二つ目が「間取り」

三つめが「仕様」でした。

今回は、二つ目の「間取り」についてお伝えしてまいりたいと思います。


注文建築において間取りの配置は、お客様にとっとも一番の楽しみと言え

るのではないでしょうか?

このあたりで私共が一番気を付けているのはお客様のライフスタイルを

しっかり伺って部屋の配置をするという事になります。

例えばトイレは1階のみに1ヶ所だけ設置するのか、それとも2階にも

設置するか?

子供部屋はいくつ造るのか?お風呂やリビングはそれぞれオーソドックスに

1階にするのかそれとも採光重視で2階にするべきか?

庭はどの方向に向けるのか?庭よりもカーポートを2台分とるべきか?

などなど...


全ての部分について細かく決めてゆくのは多くの忍耐力と想像力が必要で

日々、お仕事や家事に追われているお客様がすべてをご自身で決めるは難

しいですよね。


私共ではいつもお客様にこんなアドバイスをいたします。

「まずはご自身とご家族のライフスタイルを思い浮かべながら考えてみて

ください」


例えば、私共の施工では、トイレを1階と2階にそれぞれ設置されるお客様が

多いですが、2階で過ごす時間が少なければ1階だけの設置でもよいと思います。

又、バスルームは1階にというご要望のお客様が多いですが、癒しをご自宅の

バスルームに求めていらっしゃるお客様であれば、2階にのバスルームはプラス

アルファで眺望も加えることができるかもしれませんし、1階よりバスルームの

スペースがなくなった分、リビングやキッチンなど家族団欒だったりお客様を

招くスペースを広げられることになります。

「お客様を招くリビングは1階に、ご家族だけが使う部屋は2階に」という

考え方も現在のご家族からは人気です。

その他にも、活動的でアウトドアやグランピングなど野外活動が好きなご家族

は、玄関の収納スペースを大きめに取ることもおすすめです。


今現在の生活で満足している部分や設備に、これからチャレンジしたり重視し

てゆきたい事柄をスパイスのように加えていくと、これからの暮らしへのヒント

がポツポツ浮かんでくるのです。

他のお客様が取り入れたアクセントやアイディアなども成功談、失敗談含めて

お客様へ反映させていただいております。


「私や私の家族たちにはどんな間取りが良いのだろう?

「他の方々はどんなことを重視して家を建てているのだろう?」


そういった疑問が出てきましたら、是非一度ご相談ください!

私共では、詳細なデータも開示しながら、お客様と一緒に家の間取りを考えさせて

いただいています。