完成見学会や構造見学会、見に行くときはこんなところをチェックしましょう!

皆様、お世話になっております。

又、弊社の完成見学会を11月に行います!

近隣の方々、お時間があれば、ぜひお寄りくださいね。

来年にかけて弊社の構造見学会や完成見学会は目白押しになります!

では、この見学会でどんなことに注意してみなければならないのか。

これを本日はお話しさせていただきたいと思います。

その前に、

家の見学会ってどんなものがあるのでしょうか?

上記に書いている通り、構造見学会、完成見学会、等がありますし、弊社では

基礎部分や解体の見学会なども行ったりしております。
(ホントに内々のお客様にお知らせしておこなっております。)

この見学会、施工主様もそうですし、その工務店やハウスメーカーでお建てに

なろうと考えていらっしゃるなら、その施工店の実力を見るうえでも非常に効果的です。

どんな施工を行っているか、普段見れないところまで隅々見ることができますし、

(特に構造見学会など)お客様のためにこの施工店がどんな気配りをしているのか、よく

見て取れるのです。

代表的な見学会はやはり「完成見学会」や構造見学会(建築現場見学会)があります。

大手ハウスメーカーなどでは、実際に作ったモデルハウスなどで宿泊できる、性能体験

見学会(?)などのイベントもあったりします。

最近は高気密性や高断熱性能をしっかりアピールするのも、お客様に対しての良いアプ

ローチだと思いますので、こんなイベントは弊社でもぜひ行ってみたいと思いますね。

見て、触って、あるいは泊まってみることによって、実際にお住まいになる時のイメージが

たてやすくなるとおもいます。

家を見るという行動を一番取りやすいのが、住宅展示場でモデルハウスを見る行為ですが、

一つしっかり頭の奥に入れておかなければならないのが、モデルハウスはあくまで

「見せるために作られている」という事です。

したがって、建築資金を億近い規模で考えていらっしゃるなら別ですが、基本的には全ての

仕様商材にトップグレードの物が使用していたり、様々な装飾がされていたり、家具などにも

何百万とする家具を使用していたり、その施工者の実力を客観的に把握するのにはあまり

向いていません。

夢やイメージを膨らませるには良いのかもしれませんが、その施工業者がどのような家を

建てているのかを見るには完成見学会などの見学会の方が適しているでしょう。

では逆に見学会に行くときはどんなことに気を付ければよろしいのでしょうか?

それは、ご自分が住む際のイメージがしやすいように、なるべく仕様や予算の感じが近い

家を見に行くようにしましょう。

そのうえで、この家を建てるにあたっての施主様の思いや、ライフスタイル、気に入った

間取りや空間のコンセプトなど、気になった部分は全て質問しましょう。

ただ、マナーとして施主様が同席されているのが明らかな場合に、公然と建築費用を

聞くのはやめましょうね。後でこっそり聞いてください。(^^)

ぜひお子様もつれてきて言ってください!

ただその際には、壁や設備などを傷つけたり、汚したりしないように手袋や靴下をはめ

ましょう。

この様な見学会の場合、必ずと言っていいほど手袋はご用意があります。それを使いましょう。

次に構造見学会でのチェックポイントです。

構造見学会は、完成したら見ることができなくなる壁の内部を見られる貴重な見学会です。


特にいろいろと質問したり聞いたりしてほしい部分は、基礎や金物の部分です。

ベタ基礎が人気なのはどこに理由があるのか?その防湿効果と不同沈下について聞きましょう。

また、強い基礎、強い壁(耐力壁)、金物の役割は耐震性能に直結してきます。

最近、制振装置について某メーカーがデータを偽装するなどの不正行為がありましたが、

実際に手に取って制震金物の効果やその設置位置の重要性なども確認しましょう。

アイズホームではドイツのオイルダンパーメーカーであるビルシュタインが供給するオイル

ダンパーを使用した制振装置をご提案致しております。

ビルシュタインはかの名車ポルシェの足回りを支えるダンパーの製造メーカーで、世界的に

技術水準も品質もトップのメーカーです。安心してご利用ください。

その他にもホールダウン金物、耐力壁の役割も大事です。

構造用合板(耐力壁)には打つ釘の種類やその打ち方までもが細かく決められています。

これによって耐震等級や耐風等級の計算要素 「壁倍率」が変わってきます。

数え上げると本当にキリがありませんが、この様な「分からない」をしっかり聞いて、

疑問を残したまま、家づくりをしない事が、いい家を建てる一番の近道です。

なんとなくわかったでもいいので、思い切って色々聞いちゃってください。

アイズホームでも、定期的にお客様のお宅をお借りして、構造見学会や完成見学会を

行っております。

本年の11月にも完成見学会を行う予定です。

アイズホームでは高気密高断熱の家づくりをしており、よりお客様に分かりやすく

表示するため、注文住宅、分譲住宅に限らず性能評価(BELS)表示を行っております。

勿論☆5つです。

高気密高断熱の家は、ライフラインのランニングコストを抑えることができ、家計に

優しい住宅と言えるのです。

ぜひ一度アイズホームの完成見学会においでください!

「分からない」が「なるほど!」に変わりますよ!

ぜひお待ちいたしております。

かっこいい家には、かっこいい屋根を

皆様お世話になっております!

すこし、涼しくなってきましたがまだまだ暑い清水です。(暑がりなもので)

でも、朝夕は涼しいというか肌寒くもなっています。

体調管理にはお気を付けくださいね。

さて、本日は屋根のお話。

私的にも一番いつも苦労するのが、間取りと屋根です。というか屋根が一番苦労してます。

屋根の収め方ひとつで、ロフトや天井の作り方が変わってきますよね。

しかし敷地が広くとれる地域ならいいのですが、横浜近辺では斜線制限などで必ずと

言っていいほど屋根の形が希望通りになりません。

かっこいい屋根の定義は人それぞれなのでしょうが、家の特徴である屋根の種類や、

その名称を知っておくと家づくりの際に話がスムーズに進んだりもします。

屋根には多くの種類がありますが、その形状によって家全体の印象が変わってきます。

費用の問題やその地域の気候なども気にかけながら選んでゆきましょう。

ぜひこのブログで勉強してみてください。

まずは代表的な物からご紹介しましょう。

yane syurui.jpg

http://thaio.netより抜粋


寄棟屋根(よせむねやね)

寄棟屋根の特徴は、屋根が4面になり、のちに話す切妻屋根に2面追加したような形状に

なります。

この屋根は、風に強くイメージ的には和の雰囲気に強い感じですね。どんな材質の屋根

にも相性が良いですね。


切妻屋根(きりづまやね)

この屋根は、家の中心部を頂点にして、左右に屋根が下っているのが特徴です。

最近弊社では南欧風の物件に塗り壁と一緒によく用いています。

お子さんが絵を描く際にはこの切妻屋根で絵を描かれることが多いですね。

いろんなイラストやロゴなどでもこの屋根が利用されています。

非常に一般的な屋根の形ですので、個性はないですが、こちらもどんな素材の屋根にも

相性が良く、形状が複雑でない分、メンテナンスが比較的容易でコストを削減できます。

片流れ屋根

名前の通り、片方向へのみ傾斜をつけた屋根です。

弊社でもよく利用する屋根の形状です。形状が単純なので雨もりの危険度が少なく、

見た目もインパクトがあるので、角度によって家の見栄えがします。

スタイリッシュな印象を与えてくれますね。

構造が単純な分、工事の手間も少なく、こちらもコスト削減の面では優秀な屋根です。

南向きに屋根を設置できれば、太陽光発電パネルの面積も稼ぎやすい屋根です。

又、屋根面が一面と雨じまい(あまじまい・雨が建物内に入らないようにする工夫)が

しやすい屋根であります。

デメリットとしては雨が片方向のみに流れ降りるので、降水量に沿った排水計画を

しっかり立てる必要がある事、それによるオーバーフロー等の、隣家への配慮が求め

られる事でしょうか。


入母屋屋根(いりもややね)

四面の寄棟屋根の上部に、二面構成の切妻屋根を乗せているのが「入母屋屋根」です。

和風建築、日本家屋などによく見られた形状の屋根ですが、雨じまい(上記説明参照)に

手間も、費用もかかり最近ではあまり採用されていません。

しかしながら、純和風の重厚な家が欲しいときは、検討したい屋根でしょう。


方形屋根(ほうぎょうやね)

家の中心をてっぺんにして、四方向にピラミッドの様な形状をしているのが方形屋根です。

寄棟屋根との違いは屋根の頂点の数が、寄棟屋根は2点、この方形屋根は1点です。

建築形状が正方形に近くなければ採用できないですが、形状的にみても安定していますので、

風雨に強いことが特徴です。


陸屋根(りくやね/ろくやね)

防水の面で不安がありますが、最近の木造住宅でもかなり採用されております。

特にはキューブ型の住宅や、最近のモダン建築によく見られますが、通常は鉄筋コンクリー

ト造のマンションやビルなどでよく見られる、水平の屋根です。

狭小住宅などで、ルーフバルコニーを屋上にすえる3階建ての分譲住宅が横浜市でもかなり

出ておりますし、屋上緑化をセールスポイントにしているハウスメーカーも現れています。

ただし、防水工事に樹脂などを利用した重点的な施工しなければ、雨漏りなどの事故が

起こりやすい屋根であります。


招き屋根・差しかけ屋根

弊社の、セミオーダー商品にも採用しておりますが、切妻屋根の一部に段差をつけてスペ

ースを生み、内部はロフトに、外部からは壁と窓が印象的な家にするため用いられる「招き

屋根・差しかけ屋根」は、弊社で近年多く採用している屋根のひとつです。

高い部分にある切妻屋根の片面を「招き屋根」、一段低く構える「差しかけ屋根」と呼び、

この二つの屋根で1セットになります。

非常にモダンな印象を与えてくれる屋根ですので、洋風瓦やガルバリウム鋼板等、色違いの

サイディング等が映える屋根です。


代表的な屋根や弊社でよく採用する屋根を並べてみました。

上記の写真にある通り、屋根の形状はこの他にもたくさんありますが、現在主に採用されて

いる屋根としては上記にあげたような種類になるのではないでしょうか。

屋根は一度葺かれると、その内部を見ることはほとんどありません。

とはいえ、家の大規模リフォームをするようになる際、壁と屋根必ずと言っていいほど手を

入れなければならない場所でもあります。

屋根の構造を知っておけば、いざというとき役立ちますので追記しておきます。

屋根はまず垂木いわれるという屋根の傾斜に沿って斜めに下がるラインを木材で形作って

ゆきます。

この垂木の上に屋根の本体が載る土台のような板を敷きますが、これを野地板と呼びます。

弊社では12.5㎜の板を張り付けます。

この板の上に、まず雨漏りを防ぐための防水シートを敷きますが、一般的にはアスファルト

を浸透させた防水シート(シートというには少し太いですが)を敷きます。

これをアスファルトルーフィングと言います。

この上に、屋根材であるスレートや、瓦、金属屋根などを据えてゆくのです。

屋根の素材に関しては前に家づくりの流れ-② 本体部 屋根編でもお話ししておりますので

そちらもご覧ください。

屋根と壁は1年中紫外線や風雨にさらされていますので、一番酷使されているといっても過言

ではありません。なので、傷や割れ等、定期的にチェックしていただく方がよろしいです。

ただ、雨漏りしてしまってからでは後手になってしまいます。特に目に触れにくい小屋裏

(天井裏とお考え下さい)や内外壁の木部に雨があたるとその部分が腐食してゆきます。

構造部の木材に腐食が出ると、それこそ家全体にかかわる話になってしまいますので、前述の

様に定期的なチェックは不可欠です!

特に新築・引渡しから10年たったら屋根や壁のチェックを行いましょう!

10年ほどではそれほど傷んでいない可能性のありますが、最近の風雨はそれこそ尋常でなく

なってきていますので...(^^;)

15年以上たつといよいよ、チェックをしっかり行ってください。

ひび割れはないか、棟の剥がれはないか、釘が抜けていないか、塗料がはがれていないか、

など、点検項目を無料でご確認いたしますので、ぜひお声かけください。

メンテナンスの方法は屋根材の種類によって変わってきますが以下のような施工になります。

 瓦  = ヒビや割れがある場合は交換、継ぎ目にカビやコケが生えていたら取り除く
 スレート = ヒビや割れがある場合は交換、色あせ,端部のほつれなどの場合、
        高圧洗浄後、塗り替え。
 ガルバリウム鋼板 = 剥がれがある場合は修理、サビや色あせをチェック、必要な場合
            サビ止め若しくは再塗装をする

これは、それぞれコーキングや漆喰などのつなぎ目を打ち代えなければならない場合も

あります。

コーキングのほかにも、先ほどお話をした屋根材の下に敷くアスファルトルーフィング

は寿命が20年ほどです。

したがって、20年に1度は屋根材をはがし、リーフィングを張り替える必要が出てきます。

塗装でのリフォームではなく屋根材自体の経年劣化のためのリフォームならルーフィングも

一緒に更新してしまった方がコストは削減できます。

これは、屋根の工事をする際、家の周りを足場で囲まなければなりませんが、このコストが

かかるので、きれば一度で終えたいところです。

最近では屋根材の廃材を出さずに済み、工期も短縮できる「屋根カバー工法」という工法も

あります。

丁度今現在、弊社でリフォームを行っているアパートにこの工法を利用しておりますが、

既存の屋根材の上に新たな屋根材をかける工法です。

屋根の形状や重量なども考慮しながら施工をしなければならないので、しっかりとした施工

技術を持った業者にご依頼ください。

このカバー工法が使える屋根材の種類は主にスレートの屋根になります。

起伏がない屋根材でないとカバーを掛けにくくなってしまうからです。

特に工期の問題や、古いアスベストが混入している屋根材を撤去廃棄する費用の計上を見送

れる(あくまでも繰り延べるだけですが)点はメリットですが、カバー工法の屋根材はガルバ

リウム鋼板など軽量な種類しか選べません。


いかがでしょうか。

屋根と言っても、その形状や素材などで何百通りものご提案ができてしまいます。

また、建物のイメージにも大きな影響がある部位でもありますので、しっかりご提案のできる

工務店をお選びください!

その際には弊社アイズホームにも、ぜひお声かけくださいね!

引っ越しは「リーズナブルに!」が鉄則です!

こんにちは!

今回の話題は家づくりには切っても切れない。でもあまりうれしくない出費である

引っ越しについてお話ししたいと思います。

引っ越し。

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私的には家づくりにおいて、これほど無駄?と言ったら怒られるかもしれませんが

出したくない出費であることは間違いないです。

勿論新しい街、職場や学校など、ステージが変わるたびに引っ越しが発生するわけ

ですが、とっても面倒ですし、新居にかかる費用プラス引越し代が、ばかにならない

負担になります。

なので、節約できる方法を駆使してなるべく「リーズナブルに!」抑えたい!

と思われているはずです。

今回はその点にスポットをあて、万円単位コストダウン可能な方法をご教授致します。


①荷物はなるべく少なくが原則 (断捨離)

当たり前のお話ですが、荷物が少なければその分料金は安くなりますね。

まったくもって当たり前の話なのですが、その荷物は本当に必要なものですか?

引越し代金は運ぶ段ボールの数が目安になります。

荷物の容量によって業者が準備するトラックの大きさも変わりますのでこれによって

基本料金が変わってきたりします。なので、なるべく積載容量を小さくすることが

重要になってきます。

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なので引っ越しで持ってゆきたい品物の数々、ここからいかに捨てるモノをセレクト

してゆくかのリストアップが安い引越しの重要な要件です。

その上で、新居に運ぶものを極力少なめにすること。

たとえばですが、ほぼ聴いていない音楽CDや、映画のDVDやブルーレイ。

この様な品々は、コレクションとして持っている方でなくても家の中にかなりの数

あったりします。

私も着れなくなった衣類を後生大事に保管し、「痩せたら着る」とか言っており

ますが、ここ10年近く着る事が無く妻に捨てられました。(^^;)
 
なので、こうした品は思い切って売ってしまいましょう!

時間的余裕があれば、ネットオークションで出品すると意外に高く売れたりします。

実は結構な方が、引っ越し屋さん等に不用品を費用を負担して処分してもらって

いますが、引っ越し屋さんの中には使えるものと使えないものを選別してオーク

ションで売却する業者さんもいるのです。

最近は「メルカリ」など、オークションのインフラもスマホ一つで解決します。

余裕があるならオークション、時間が無いようなら中古品買取店などに持ち込み

買取っていただきましょう。

そうすれば、うまくいけば引っ越し代の節約にもなりますし、引っ越し代の足し

にもなるという事で一石二鳥の方法なのです。


②家電や家具の処分方法

引っ越しの費用の中で段ボールの数以上にコストを吊り上げるのがこの冷蔵庫、

テレビなどの大型家電、タンスなどサイズの大きな家具です。

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こういった製品たちも上記の様に、不要ならまず売ってしまいましょう。

結構、盲点なのが、実際に家電などの場合大きさにもよりますが、量販店や

リサイクルショップで購入したほうが、引っ越しの運送費より安いケースも

あったりします。

新天地で買い求め、古いものは下取りに出したほうがたいていの場合おトクです。

とにかく大きなモノはコストが上げるのだと知りましょう。

ただし、ものすごく安く買った家具だったり、経年劣化の激しいものは買取して

頂けない場合も多いですね。

この場合は、時間があれば行政の大ごみで出しましょう。

コスト的にはこれが一番安いです。

若干、裏技的なお話ですが、家具などを丸鋸などで分割し、通常処分できる大きさ

(目安:40センチ未満)にして一般ごみで出したりするのもコストダウンになります。

家具や家電品などは、容量が大きいので場所をとるため、民間業者などに頼むと

すぐに10万円以上請求されて今います。

なので、この方法は一番最後、やることをやってもう自分では捨てられない!と

なったら業者さんに頼みましょう!

③日取りを選ぶ

方法としてはこれ場最も簡単な方法かもしれません。

引越しのオンシーズンは、入学や就職をひかえた2月後半から4月前半。

あるいは年始の転勤にそなえた12月頃になります。

この時期の引っ越し費用はどうしても高くなるのが業界の常識です。

反対にオフシーズンは夏季。

ちょうど学生も新社会人も新生活をワンクール終えて一段落しているときです。

世間的にも人の移動が緩慢で落ち着きます。

したがって5~7月は、引越し需要の少ない時期となっているのです。

ですが、建物が建ちあがる日程によっては、オフシーズンに引っ越しの日程が

あたってこないこともありますよね。

そういう場合、オンシーズンであっても金額を下げたいのなら今度は六曜でいう

吉日を外してゆきましょう。

六曜とは暦注の一つで、先勝(せんしょう)・友引(ともびき)・先負(せんぷ

/せんぶ)・仏滅(ぶつめつ)・大安(たいあん)・赤口(しゃっこう)の6種の

事を言います

弊社でも「上棟式は対案がいいですよね」、「お引渡しは対案にしますね」など

日を気にしながらお話を差し上げますが、当然ながらお引渡しが大安だからと

言って弊社の建築家価格が上がるわけではありません(^^)

なので引っ越しのコストを下げたいのであれば、あえてこうしましょう。


・仏滅に引っ越す
結婚式と同じ考え方ですね。

引っ越しという新たなスタートを切る日を、縁起を重んじる日本人なら仏滅を

選びたがるのは少数派です。

だからこそ引っ越し費用のコストダウンができるのです。


・土日祝日は避け平日に引っ越す
皆さんお仕事や学校があるので、基本的に引っ越しは土日祝日に集中します。

土日祝日の午前中。休みの日の朝からスタートして夕方には終わらせる。そんな

スケジュールで引っ越しをスケジュールを組む方が多数派ですね。

サラリーマンでもサービス業など特殊な業種でない限り、通常は土日祝が休日です。

なので、土日祝日が引っ越し業者が多忙であるのは言うまでもないこと。

仕事があるのに、わざわざ料金を割り引いてまで仕事を請け負う必要性はありません。

月末と月初もまた同様に、引っ越し含む運輸業者は多忙。

こちらも避けたほうがよろしいです。

したがって、引っ越しの費用を日取りよって抑えるなら、月の中間のズバリ平日昼間。

引越し業者が一番ヒマになりそうな日程をということです。

さらに裏技的な話をするのであれば、時間帯の選択については"時間帯を選ばないこと"

業者にとって最もありがたいのが、業者の予定に合わせてもらえる事なのです。

時刻を指定しないことにより、運行管理スケジュールを組みやすいし、他の客の引っ越し

を行う予定と予定のスキマへ、埋め込める。

売上の確保と停滞のないスケジュール消化。

業者にはそんなメリットが生まれますから、ユーザーは割引交渉がしやすくなるのです。

④輸送方法の工夫して引っ越す

この方法はどちらかと言えば、引っ越し上級者が利用する方法かもしれません。

一般のお客様は、「こんな方法もあるのね!」くらいでお読みください。

・チャーター便で引っ越す
チャーター便とは、トラックとドライバーだけを依頼するシステムになります。

したがって、つまり梱包や荷物の積み下ろしといった作業自体をお客様が直接行うやり方です。

なので、荷物が多く積み下ろしの作業をできる人員(家族やお友達など)が少ないと結構

しんどいことになります。(^^;)

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お友達が多い方、体力に自信のある方向きのお引っ越し方法になりますね。

デメリットとしては積み下ろし時に家や家財を破損させてしまっても保証がないという事です。

料金が安いのはメリットですが、このような負の要素も大いにあるという事を理解の上、チャ

ーター便を利用しなければなりません。

・赤帽を利用した引っ越し
赤帽とは個人事業主である赤帽組合員による全国規模の組合組織で、主には軽貨物の運搬を

行っています。

シングルの方や単身者の引っ越しに利用される頻度が高いのが赤帽で、派遣されるのは軽トラック

1台とドライバー兼作業員が1人。これが基本的なプランとなります。

料金的に非常に安く、私の先輩が何度か利用しておりました。

トラックに同乗して引越し先まで向かい、積み下ろしも行いますが、赤帽の運転手さんも一緒に

手伝っていただけるのでチャーター便に比べると楽そうです。

赤帽の場合は、引っ越し作業自体を依頼者が手伝いコストダウンをはかるパターンが普通。

安くすむのはメリットですが、積み下ろしと保証の部分では一部チャーター便と同じデメリットが

あります。

そのかわり、安いのは安いですね。私の友人は川崎市内から横浜市内への引っ越しでしたが、

必要な物だけを積んで2万円だったそうです。小型、中型、大型で料金設定があるようでした。

小型だと料金にして年末の繁忙期でもに2万円弱でやって頂けたそうです。

ただし、赤帽利用の場合、ドライバーさん気質によって差が大きいようです。

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個人事業主なだけに、業者個人の気質というか裁量でサービス内容が左右されるようですね。

ドライバーさんによっては率先して積み下ろしをやって頂いたり、部屋まで運んで頂いたり

していただける方もいれば、荷運びはお客様任せ、荷も玄関前までしか運ばなかったり...

個人事業主なのでサービスにバラツキがあり、相手の人間性やサービス精神に影響される部分

が大きいという事になります。

・長距離の場合、荷物混載便を活用して引っ越す
荷物混載便とは、複数の積荷をまとめて運送する方法。

長距離運輸のトラック基地である配送センターから、他の貨物と同じトラックやコンテナに

積み込み運んでもらうシステムです。

この場合は荷物でなく人が対象ですが、貨物船に船客として便乗し、旅先へ向かうのと似た

方法となります。

たとえば東北から東京へ引越すケースにおいて、貨物を運ぶトラックがあるとします。

コンテナの容量にまだ余裕があるので、東北から東京へ引っ越す個人お客様の荷物をも一緒に

乗せて運ぶ。「ついでに運べば、1台で二度三度オイシイ」という事になります。

運輸業者としては積載効率を上げ、コンテナの容量いっぱいに積むことで限られた便数でも

最大限の売上を確保することが可能になり、ユーザー側は引越し代金の節約になる。

業者、ユーザーともにメリットを受けるシステムです。

しかしこの混載便、注意点およびデメリットもあります。

まず、荷物が多すぎると使えないこともあります。混載便は、あくまで他の貨物との積み合わ

せなので、荷物が多ければ1台の積載スペースを占有しかねず、積み合わせ不可となるケースが

出てくるのです。

又、運送スケジュールが曖昧であるという事です。混載便は同じトラックに積むほかの荷物が

そろってから出発するため、スケジュール面での融通がききません。

以上2点をふまえて、引越し上級者版と言っています。本来、混載便は、単身者など荷物の少な

いユーザーや、日程的に余裕のあるユーザーにこそメリットがあり一般的には使い勝手の良い

システムとは言えません。
 
大型家具や大型家電、などの荷を長距離運ばなくてはいけないなどの場合のみ使用するなど

コストダウンにはなるけれど、非常に限定的な引っ越しのシステムといえます。

一応この混載便を実施している引っ越し業者は以下の通りです。
• ムービングエス
• コフジ物流株式会社
• スタームービング

いかがでしょうか?

一言で引っ越しと言ってもいろいろなサービスやシステムがありますね。

お客様のスタイルに合わせてお選びいただければよいと思います。

ただ、忘れていただきたくないのが、事前準備をしっかりするという事ですね。

前述のとおり、期間に余裕をもって準備をすれば、オークションなどを利用して不要な物を

換価することもできます。

特に家を新築する際には何カ月も時間がありますので、その間にじっくり準備されるのが、

引っ越しを「リーズナブルに」行う鉄則となります!

必ず必要ではありますが、なるべくお金をかけたくないのが引っ越しです。


安く安全で有利な引っ越しを実現するため、ぜひこの情報を役立ててくださいね!