大型台風の再来。
毎日ブログの更新をしたいと思いながらなかなか
できていない清水です。
ここのところ毎週のように台風の情報がマスコミを
にぎわしています。
今週末にかけても今度は台風19号が接近し、関東地方は
直撃する模様ですね。
千葉県などは被害の度合いが関東の他県に比べ大きく
弊社の協力業者も、応援で千葉方面に出ているようですが
ニュースなどを見る限りでは、復旧は遅々として進んでい
ないように見て取れます。
これくらいの災害規模になると個人レベルでは非常に難しい
部分が多く出てきますね。
一刻も早い復旧を願っております。
地球温暖化の影響か、最近の台風は大型で「猛烈な」と
いった台風ばかりきていてそれこそ50年に一度や
30年に一度あるかどうか...といった表現がやたらと
目についています。
各地での被害をニュースなどで見るといつどこで
災害があってもおかしくないと実感しますね。
構造的には昔に比べ、かなり丈夫になった住宅ですが
事実、自然の猛威にはかないません。
住宅業界でも、年々大きくなっていく台風の規模や
大きさを重視しており、風災に対して、地震に対して
もっと住宅の強度を上げた方がいいとのでは...などの
話も出てきております。
私が教えを受けた某設計士の教えによれば、
現在の日本の建物は瞬間最大風速60mまでは耐えるように
強度計算をしているようなのですが、アメリカの場合、
台風(ハリケーン)大きさが、それこそこちらの比ではなく
瞬間最大風速70mまでの耐性があっても、吹っ飛んでしまう
家がいくらでもあります。
日本も瞬間最大風速70m以上に耐えられるような家づくりが
求められると話していました。
そうでなくても日本は地震が多く、家づくりに於いて地震への
耐性が非常に求められます。
風に被害に対しては、特に窓などにシャッターを設置するしない
でも被害の度合いが違ったりします。
ただ、最近は家の見栄えが重要視されることもあるので
シャッターを設置しなかったり、デザイン重視のサッシを採用する
ことでシャッターが設置できなかったりする家がかなり増えています
そのため、平井物によって窓ガラスが破損するなどの被害が拡大して
います。
(弊社の旭区にある事務所の窓ガラスも15号の台風による飛来物で
割れてしまいました)
見栄え的にはシャッターが内容が断然いい...
非常に悩ましいところではあります。
実際にこれまでの築年数の古い家にお住いのお客様より
スレート屋根が何枚か飛んでしまった
隣の屋根が家の壁に刺さっている!
屋根がすべて飛んでしまった!
などの屋根関係のご相談が多かったのですが、
比較的新しい家にお住いのお客様のご相談は
飛んできた何かに当たって、へこんだ、割れたの被害報告が
多かったです。
特にこれだけの大きな台風になりますと、それなりの大きさの
物でも吹き飛んでしまいます。
台風の風に乗って飛んで行った物体はそれこそ大きな
エネルギーを伴って家にあたってくるのですから、被害も
大きくなります。
なんといってもこういった被害を受けないのはもちろんの事
近隣の方に被害を出さないようにするためにも、お庭や外部に
出しあるものは家の中に片づけましょう。
事前にやることが大事なのです。
今日のニュースで、災害時の一時避難のために3-4にち維持
できるだけのお水を確保していますかとのアンケート
(テレビでボタンを押してやるやつですね)をやって
いましたが実に用意している方が約400、用意していない方が
1500と3倍以上の差がついていました。
私個人的には、しっかり用意しております!
何かあった場合はあって良し。何もなければ、なおのこと良し。
です。
懐中電灯なども近くに用意しておくとなお安心ですね。
もちろん電池があるかも確認してくださいね
小さなお子様がいらっしゃる家では、乾パンなどの食事の用意
もあるに越したことはありません。
事前に用意しておく準備に無駄はないのです。
台風ではありませんが、東日本大震災の時、周辺のコンビニが
食事、電池などを含めほぼすべての商品が売り切れていたことが
ありました。
ガソリンなどの燃料も1週間ほどスタンドが補給できずに給油が
できない状態が続いていました。
過去より日本の大きな自然災害は台風か地震です。
侮らずに、事前準備を怠らないことです。
ガソリンを満タンにしておきましたか?
携帯の充電は十分ですか?
モバイルバッテリーも一緒に充電を忘れないようにしましょう。
あまり神経質になってもいけませんが、少しだけ
この台風を気にかけて行動をしましょう。
そうすることによって、もしもの時の取れる選択肢が
格段に増えるのです。
何もなければ、なおのこと良し。
そう考えれば、被害がない朝をさわやかに迎えることができると
思います。
またそうあることを願っています。