色々ある屋根の形状はこのように設計、ご提案します
皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・清水なおみです。
普段あまり気にすることはなくても、家を検討し始めると気になるのが「屋根の形状」についてです。
一言で屋根といっても実はさまざまな形状があるのですが、「こんな屋根がいいな」と思い描いていても、いざ設計段階になると色々な制約や条件があり、実際に採用される屋根はかなり限られてしまうという側面があります。
今回は、当社で採用することの多い「切妻(キリヅマ)屋根」「片流れ屋根」についてご紹介します。
「切妻」と聞くと「何のこと?」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、屋根の面が2面で構成されたお馴染みの三角屋根のことです。
「片流れ屋根」とは、1面だけ傾斜した屋根のことで、シンプルでスタイリッシュなデザインが特徴です。
いずれも、空気の通り道をつくることができるので、耐久性とコストパフォーマンスのバランスがよいことが大きなメリット。逆に言うと、この耐久性と価格面でのバランスを考えると、結果的に「切妻」か「片流れ屋根」に行きつくケースがほとんどとも言えます。
最近は太陽光パネルの設置を希望されるお客さまも多いですが、その場合、南側が道路に面しているのであれば南側の方向に屋根を下げる「片流れ屋根」にすることで、南側全面にパネルを設置できるという利点があります。
一方、道路が北側の場合には、「北側斜線制限」といって北側隣地にある住宅の日当たりに配慮した規制があるため、北側斜線の規制に配慮しつつ従来からの「切妻」の進化版のイメージで、「段違いの切妻」をご提案しています。
横浜エリアでは道路斜線制限、北側斜線制限がある土地が多いため、最初から屋根の形状が制限されてしまうことも多いのが実情です。
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