「脳力」って何?~後編~

皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・清水なおみです。

当社が取り組んでいる「脳力」を育てる家づくり。そもそも「脳力」とは何なのでしょう?
今回は後編をお届けします!

前編はこちらから(https://www.ishome.yokohama/diaryblog/2022/03/post-99.html

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「行動力」に深く関わる「高次認知機能」
後頭葉、側頭葉、頭頂葉が健やかに育っていくことで、思考を司る前頭葉もどんどん成長していきます。
高次認知機能」は前頭葉に特に依存する個別精神機能のこと。意思決定や抽象的思考、計画的立案を実行したり、それに関する適切な行動を選択したりします。
つまり、思考力・計画力・判断力・決定力・洞察力・コミュニケーション能力といった「自分で考え、行動する力」を「高次認知機能」が担っているということ。さらに行動に必要な忍耐力や時間管理能力、柔軟性もこの機能に含まれます
「脳力」が育つと、この「高次認知機能」が高められていくのです。

重要視される「コミュニケーション能力」と「考える力」
近年では採用基準にコミュニケーション能力や協調性を重視するという企業が増えています。
また、中学・高校・大学の入試試験や企業の入社試験でも、答えがひとつではない「考える力」が試される問題が多数出題されています。
「脳力」を育むことで高められる「高次認知機能」は、社会で生きていくために欠かせない力といっても過言ではないでしょう。

「高次認知機能」を高めるには?
自分で考え、行動できる子は、「小さな成功体験」をたくさん積み重ねています。努力の先にある成功の快感を知っているから、努力できるのです。
「高次認知機能」を高めるには、成功体験はとても大切です。
また、
①好奇心
②運動
③睡眠

は「脳力」を高めるために必要不可欠。この3つは日常生活と切り離せませんから、自然と組み込まれることが理想です。
アイズホームが提唱する「脳力」を高める家づくりは、間取りによって好奇心・運動・睡眠をサポートし、毎日の小さな成功体験を増やします


「脳力」を高める間取りにご興味のある方は、ぜひアイズホームにお問い合わせください。丁寧にご説明させていただきます。
また、オンラインセミナーも随時行っておりますので、もっと詳しく知りたい方はお申し込みくださいね。

セミナーの詳細・お申込みはこちらから
https://www.ishome.yokohama/

皆様からのご連絡心よりお待ちしております。

「脳力」って何?~前編~

皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・清水なおみです。

当社が「脳力」を高める家づくりをしていることは以前にもこちらでお伝えしました。

家の間取りから幼児の『能力』の高め方を考える
https://www.ishome.yokohama/diaryblog/2021/10/post-73.html

では、そもそも「脳力」とは何なのでしょう?

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情操教育が脳力を高める
情操教育」とは、ごく簡単に述べると豊かな心を育むことです。感受性の豊かな子どものうちから、家族や大好きな人とスキンシップをとったり絵本を読み聞かせしてもらったり、音楽を聴いたり適切な運動をしたりすることで、情操が育っていきます。
情操を育むことで「考える力」や「高次な感情をもつ力」を獲得していき、「脳力」が育ちます。

脳の番地
脳は大きく4つに分けることができます。

後頭葉...目の発達に関わり、観察・探索など目から入る情報を取り込む
側頭葉...耳の発達に関わり、音楽や話など耳から入る情報を取り込む
頭頂葉...手触りなどの感覚や運動機能に関わる空間認知能力をもつ
前頭葉...思考や判断、コミュニケーションなどの「高次認知機能」をもつ

それぞれが細かく分かれ、情報交換をしながら成長していきます。つまり、脳はある脳力が伸びると、それに伴って他の脳力も伸びるということ。これを「汎化」といいます。
脳力はお互いに支え合い、高め合って成長していきます。

環境が脳の成長に影響を与える
脳は考えや心を生み出し、身体のいろいろな場所を動かす司令塔の役割をしていますので、脳がうまく動くと勉強はもちろん、運動もよくできるようになります
脳の成長の仕方は環境によって変わるという科学的裏付けがあり、家の間取りが脳の成長に深く関わることがわかっています。

~後編に続く~