「脳力」って何?~前編~
皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・清水なおみです。
当社が「脳力」を高める家づくりをしていることは以前にもこちらでお伝えしました。
「家の間取りから幼児の『能力』の高め方を考える」
https://www.ishome.yokohama/diaryblog/2021/10/post-73.html
では、そもそも「脳力」とは何なのでしょう?
●情操教育が脳力を高める
「情操教育」とは、ごく簡単に述べると豊かな心を育むことです。感受性の豊かな子どものうちから、家族や大好きな人とスキンシップをとったり絵本を読み聞かせしてもらったり、音楽を聴いたり適切な運動をしたりすることで、情操が育っていきます。
情操を育むことで「考える力」や「高次な感情をもつ力」を獲得していき、「脳力」が育ちます。
●脳の番地
脳は大きく4つに分けることができます。
①後頭葉...目の発達に関わり、観察・探索など目から入る情報を取り込む
②側頭葉...耳の発達に関わり、音楽や話など耳から入る情報を取り込む
③頭頂葉...手触りなどの感覚や運動機能に関わる空間認知能力をもつ
④前頭葉...思考や判断、コミュニケーションなどの「高次認知機能」をもつ
それぞれが細かく分かれ、情報交換をしながら成長していきます。つまり、脳はある脳力が伸びると、それに伴って他の脳力も伸びるということ。これを「汎化」といいます。
「脳力」はお互いに支え合い、高め合って成長していきます。
●環境が脳の成長に影響を与える
脳は考えや心を生み出し、身体のいろいろな場所を動かす司令塔の役割をしていますので、脳がうまく動くと勉強はもちろん、運動もよくできるようになります。
脳の成長の仕方は環境によって変わるという科学的裏付けがあり、家の間取りが脳の成長に深く関わることがわかっています。
~後編に続く~