皆さんこんにちは！アイズホームの広報担当・ウメムラです。
家を購入するのにベストなタイミングはいつなのか、気になりますよね。
今回の記事では、いろいろな調査結果や、アイズホームにお越しになるお客様の動機などから、ベストなタイミングを紐解きます。
データから見る戸建てを建てるタイミング
家を建てるタイミングについて、どのような考えを持っている方が多いのでしょうか。
まずは、公的機関の調査に基づいたいくつかのデータを見てみましょう。
【1】年代別の住宅取得時期
以下の表は、国土交通省による住宅市場調査の『初めて住宅を購入した年代』についての回答結果です。
※参考：国土交通省 令和３年度住宅市場動向調査 「一次取得・二次取得別の世帯主の年齢」より
※注文住宅の調査地域は全国、その他住宅は三大都市圏での調査
初めてのマイホーム購入は、30代と40代が多いこと、平均年齢は30代後半から40代前半に集中していることがわかりますね。
また、いわゆる“新築”である「注文住宅」「分譲戸建住宅」「分譲マンション」の3つの建物形態では、30代が半数を占めています。
【2】年代別の住宅取得きっかけ
つぎに紹介するデータは、住宅金融支援機構が2022年の4月におこなった『住宅取得動機』調査の回答結果です。
※参考：住宅金融支援機構 住宅ローン利用者の実態調査「住宅取得動機（年齢別）」より
こちらのグラフからは、最も多い回答がライフステージに関する理由に集まっている傾向が読み取れます。
特に、20代と30代の「結婚、出産を機に…」「子供や家族のため…」の理由が目立ちますね。
一方、40代以上では「老後の安心のため…」というライフステージに関する理由に加え、「もっと広い家に…」や「もっと室の良い住宅に…」といった生活の質向上に関する理由を回答する方が多いことも特徴です。
２つのデータから考えると、結婚やお子様の成長などをきっかけに、30代前後で初めての住宅取得を考える方が多いようですね。
ご家族のライフステージを考える参考になれば幸いです。
メリットから考える戸建てを建てるタイミング
続いて、どのタイミングがメリットが大きいかという視点で考えてみましょう。
というのも、2023年11月現在、いまから戸建てを建てるメリットは十分にあります！
2つの理由をお話しします。
【1】補助金・減税制度を活用できる
2023年現在は、新たに住宅を取得する世帯に対する国からの支援制度が、複数あります。
ただし、これらの制度も、数年前よりも縮小されたり審査基準が厳しくなったりしているのも事実です。
ひとつの例が「住宅ローン控除」です。
住宅ローン控除とは、住宅取得資金に金融機関のローンを利用した世帯は、毎年のローン残高の一定割合分を所得税と住民税から控除できる制度です。
現在は、
・最長13年間
・年末ローン残高の0.7％
・2025年末までに新築に入居する世帯が対象
と発表されています。
尚、控除年数や上限金額は、住宅性能により異なります。
※参考：国土交通省 住宅ローン控除ページより 概要
言い方を変えると、2026年以降の住宅ローン控除制度については不透明です。
制度が活用できるうちに住宅取得できるなら、ぜひメリットを活かしてくださいね。
【2】建材価格が上昇を続けている
ふたつ目の理由は、住宅の価格にあります。
いま、食品やガソリンなどの価格が高騰し、各家庭・各業界が打撃を受けていますよね。
住宅業界でも、建設材料の価格が上昇し、お客様に提案する金額に影響が出ています。
原因はいくつかありますが、そのひとつがウッドショックと呼ばれる建材輸入価格の高騰です。
海外の住宅需要が拡大したことで、木材・木製品・林産物の輸入価格が、2021年の1年間で70％以上上昇してしまいました。
現在は、その時ほどの急激な上昇幅にはないものの、価格が下がる兆しはありません。
※参考：経済産業省 ひと言解説 「ウッドショック」
私たちも含め、どの住宅メーカーも企業努力をしながら、お施主様の負担を最小限に抑える工夫をしています。
しかし、悔しいことに、数年前よりも住宅の施工単価が格段に上がっているのが現実です。
さらに、今後も、価格が落ち着く可能性よりも、さらに上昇していく可能性のほうが高いことが予測されています。
これら2つの理由から、数年後よりも今の方が住宅を取得するメリットが大きいと考えられます。
いまから戸建てを建てるメリットについてより詳しく知りたい方は、どうぞお気軽にご相談くださいませ。
大切な資金を無駄にしない家づくりのタイミングをご提案します。
お施主様の実例から見る戸建てを建てるタイミング
さいごは、私たちの経験から、どんなタイミングがお客様にとって理想かをお話しします。
お施主様に、どのようなきっかけで住まいづくりを考えるようになったのか、お話しを伺うことがあります。
「お子様の成長が機会になって、新築を建てることにした」
「偶然、理想を叶えられる分譲が見つかった」
など、ご事情はお施主様ごとに違います。
例えば、施工事例でも掲載している横浜市のN様は、お子様の成長でそれまでのお住まいが手狭になったために、ご新築を検討されて来場されました。
▶アイズホームの子育てしやすさ重視の施工例はこちら
一方、温熱環境や耐震性能を重視し、暮らしの質を向上させるために新築を検討されるお客様もいらっしゃいます。
▶アイズホームのお客様の声はこちら
そのため、私たちは常々「お客様が求めるタイミングが家を建てるタイミング」とお話しています。
家づくりは、ご縁が大切です。
「ふらっと立ち寄っただけだったけれど、ピンと来るものがあって計画を進めることにした」という方も、なかにはいらっしゃいますよ。
まとめ
戸建て住宅を建てるタイミングについて、いくつかの視点から解説しました。
1.データから考える…ご家族のライフステージに合わせたタイミング
2.メリットから考える…コスト面で損の少ない早いタイミング
3.先輩の実例から考える…ご家族が求めるタイミング
いろいろな考え方があり、正解も不正解もありません。
もし「いつかは戸建てを」とお考えなら、一度、私たちのショールームにお越しください。
アイズホームでは、定期的に住まいづくりセミナーを開催しています。
建築時期が未定の方でも歓迎しています。
ご家族にあったタイミングを、一緒に考えましょう。
