Quality 性能

地耐震について

2025年の4月(予定)から「4号特例」が変わります。省エネ基準の適合義務化に併せて、木造戸建住宅を建築する場合の建築確認手続きが見直されます。 しかしながら、見直しをされたからと言って安全な住宅建築が確保されるということではありません。あくまでも、最低限度の耐震に対するルールであり、今まで放置されてきたと言っても良いかもしれません。

君島andでは、国の基準はもとより南海トラフ地震を想定して安全基準を考えています。 建築家と共に必須と考えている基準は、耐震等級3(許容応力度計算による)の確保です。 愉しい暮らしは、安心・安全が必要条件となります。

温熱環境について

冬寒くて、夏暑い住宅では愉しくありません。温熱環境を良くするために、住宅設備(エアコンなど)をたくさん設置して電気代をたくさん使う快適な空間も 愉しくないのではないでしょうか?

君島andの住まいづくりは「HEAT20 G2(温熱等級6)」を基準として設計しています。 国の明確な基準の無いC値(気密性)についてもしっかり性能を確保することが重要だと考えています。気密性能は、隙間風などを起こさないことで 空間の温熱環境を向上させることはもとより、換気性能に大きく影響がでます。気密性が悪いと計画換気がうまく働かず、健康な空気環境を阻害します。 カビなどを原因によるハウスダスト低減や生活臭を定着させない為にも気密性能は重要な住宅性能だと考えています。

性能に対する基準

耐震性能:耐震等級3 ※許容応力度計算による

温熱性能:HEAT20 G2グレード以上(Ua値:0.46 W/㎡・K以下、C値:0.5㎠/㎡以下)

※全棟気密測定実施

維持管理について

長く住み継いでいける住宅を提案しています。日本の風土に併せた経年劣化対策が必須となります。 南北に長い国土を持つ日本は、地域によって気候風土が大きく異なります。山林に囲まれていたり、海岸に近い場所などによっても 経年劣化の考え方は変化します。住宅建材は、商品によってメリットとデメリットが必ずあります。全てにおいて万能な建材は存在しません。 周囲の環境や建物の形状、施主の住まい方などにより多角的に判断していく必要があります。 また、君島andでは「愉しくなければ、家じゃない」をモットーに住まいづくりを提案しています。いつの時代も飽きのこない美しいデザインが 表現できる素材選びも重要なことだと考えています。

生活導線について

住宅設計において生活導線の計画は、住まい易さに直結します。どんなにデザインが良くて、住宅性能が高くても、毎日の生活導線にストレスを 抱えて住むことは困難です。子育て時期や終の棲家の時期、2世帯住宅や共働き世帯、そして週末の過ごし方など住まい方によって生活導線も変化します。 将来のライフステージや家族のライフスタイルに併せて生活導線の可変性を保ち、いつの時代も暮らしやすい時間が提供できる設計を目指しています。 君島andでは、生活動線も大切な「住宅性能」だと考えています。