皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
新築をつくるなら、お庭での過ごし方も重要なポイントですよね。
ウッドデッキは、室外の空間づくりに欠かせない人気の設備!
しかし、ウッドデッキの種類で迷う方も多いようです。
ウッドデッキは「人工木」と「天然木」2つの素材の選択肢があります。
今回は、ウッドデッキの2種類の素材について、メリット・デメリットを比較し解説します。
メンテナンスの手間、耐久性、コストなど様々な角度から特徴を知り、ご家族のライフスタイルに合った材料を選びましょう。
ウッドデッキ設計の注意点もまとめましたので、ぜひ参考にしてくださいね。
人工木ウッドデッキとは
人工木ウッドデッキは、天然木の風合いを“再現”してつくられたウッドデッキです。
床板はプラスチックや木粉を原料としており、加工のしやすさからDIYやリフォームでも人気が高まっています。
はじめに、人工木ウッドデッキのメリットとデメリット、どんな方におすすめかをご紹介します。
人工木ウッドデッキのメリット
人工木ウッドデッキの主なメリットは、以下の3つです。
- メンテナンスしやすい
- 変色、変形しにくい
- コストパフォーマンスが高い
人工木の最大の特徴は、高い耐久性です。
天然木は水分が染み込みやすい特性があります。湿った状態が続くと、カビが生えたり傷んで腐ってしまったりする恐れも。
その点、人工木は耐水性が高いため、腐敗するリスクがありません。耐用年数が長く、10年以上メンテナンスフリーで使用できる商品が一般的です。
天然木のウッドデッキは、紫外線や乾燥の影響で変色や変形が起こることがあります。
一方、人工木は時間が経過しても見た目の変化が起こりにくく、施工後の美しさを長く保てます。
さらに、設置施工も比較的簡単なため初期費用もおさえやすく、導入・ランニングどちらのコストパフォーマンスも高い点が評価されています。
人工木ウッドデッキのデメリット
人工木ウッドデッキの主なデメリットは、以下の2点です。
- 熱で高温になりやすい
- 見た目の印象が天然木に劣る
樹脂でつくられている人工木ウッドデッキは、長時間日差しにあたると驚くほど表面が熱くなることがあります。
夏場に裸足で歩くのはおすすめしません。
サンダルを履く、サンシェードなどで直射日光をさえぎる、といった工夫が必要です。
また、人工木はいわゆる“偽物”の木。
見た目からも「本物の木ではないな」とわかります。
グレードの高い商品では、天然木のような風合いが再現されているものもありますが、その分コストも高くなります。
人工木ウッドデッキはこんな人におすすめ
人工木ウッドデッキは、以下のような方におすすめです。
- メンテナンスの手間を省きたい
- コストを重視したい
忙しく定期的なメンテナンスが難しい方や、DIYは苦手な方に適しています。
初期費用は天然木と大きな差はありませんが、メンテナンスコストを抑えられ長寿命なので、価格を重視する方にもおすすめします。
天然木ウッドデッキとは
天然木ウッドデッキとは、杉やひのきなどの木材を使用したウッドデッキのことを指します。
ここでは、天然木ウッドデッキのメリットとデメリット、どんな方におすすめかを解説します。
天然木ウッドデッキのメリット
天然木ウッドデッキの最大のメリットは、以下の3点です。
- 自然素材の本来の美しさ
- 経年変化やDIYで愛着が増す
- 肌触りが良い
見た目からもぬくもりを感じられるのは、自然素材の特性です。
経年変化によってグレーがかった色味に風合いが変わるものの、それもまた魅力の一つ。色褪せても、味になります。
ご自身で定期メンテナンスを重ねれば、愛着も深まるでしょう。
踏みしめた感覚がやわらかく、肌触りが良いのもポイントです。
天然木ウッドデッキのデメリット
天然木ウッドデッキの主なデメリットは、以下の3点です。
- 定期的なメンテナンスが必須
- シロアリやカビの発生リスクがある
- 反りや変形が起こりやすい
天然の木材は、紫外線や雨風にさらされることで表面から劣化していきます。
劣化を放置すると、常に水分を含んだ状態になり、虫害やカビの発生リスクが高まります。
なお、ウッドデッキの上で食事をする際にも注意しましょう。飲み物やソースをこぼしてシミができてしまうことがあります。
調湿のための収縮や膨張によって、反りやねじれが生じやすいのも天然素材の特性です。
こうした虫害や変形のリスクを防ぐためには、年に1〜2回の塗装が欠かせません。
表面のコーティングを維持することで、素材の寿命を伸ばせます。
天然木ウッドデッキはこんな人におすすめ
天然木ウッドデッキは、以下のような方におすすめです。
- 自然素材の風合いを楽しみたい方
- メンテナンスなど手間をかけるのが好きな方
本物の木の質感は肌ざわりがよく、ウッドデッキの上でリラックスした時間を過ごせるでしょう。
天然木ならではの雰囲気は、人工木では再現しきれないものです。
DIY好きな方なら、メンテナンスも楽しめますよ。
塗料や道具はホームセンターなどで簡単に入手できますので、小さなお子様のDIY体験にもおすすめです。
ウッドデッキ設計の注意点2選
ウッドデッキを計画するなら、いくつかの注意点を覚えておいてください。
素材だけでなく、設置場所や構造に配慮が必要です。
[1]日当たりと風通しを確認する
ウッドデッキを設置する場所は、適度な日当たりと風通しが大切です。
特に天然木の場合、湿気がこもると腐朽の原因になります。日中でも常に影になる場所や、風通しの悪い場所は避けましょう。
反対に人工木の場合は、夏場の日当たりが良すぎると、表面が高温になりかえって使いづらくなることも。
サンシェードや植物で適度な日陰をつくれる配置をおすすめします。
ウッドデッキの方角や周囲の環境から、適切な設置場所を判断しましょう。
[2]利用の目的に応じた広さにする
ウッドデッキの広さも、設計時に迷う方が多いところ。
大切なのは、ウッドデッキをどのように利用するかを考えることです。
たとえば、洗濯物を干すなどの実用的な利用なのか、お子さんの遊び場やセカンドリビングのような利用なのかによって、必要な広さを検討できます。
洗濯物を干すだけなら、畳2帖分ほどでも十分な広さになるでしょう。
外でゆっくり過ごすために椅子や机を置いて利用するなら、より広い面積が必要です。
広さを考えるときは、どのようにウッドデッキを利用したいかをイメージしてみてくださいね。
まとめ
人工木と天然木のウッドデッキについて、メリット・デメリットを比較解説しました。
人工木ウッドデッキは、メンテナンスが簡単で耐久性が高いのが大きな魅力。
管理しやすさやコストパフォーマンスを重視するご家族におすすめです。
一方、天然木は時間とともに風合いの変化を楽しめるのが特徴です。
自然の風合いやDIYがお好きなら、天然木のウッドデッキをぜひご検討ください。
「ウッドデッキでゆったり過ごせる空間が欲しい」
「人工木と天然木、どちらがいいか迷っている」
そんな方は、ぜひわたしたちアイズホームにご相談ください。
アイズホームのモデルハウスには、天然木素材の広々としたウッドデッキが設置されています。
実際に触れどちらの素材を採用するか、じっくりご検討いただけます。
またアイズホームでは、家の設計提案と並行して外構の設計もおこなっています。
暮らしに合わせた素敵なウッドデッキをご提案します。
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