皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
吹き抜けのある住まいに、必ずというほど設置されるシーリングファン。
「実際、どんな効果があるの?」
と思っている方もいるのでは。
結論、吹き抜けをつくるなら、シーリングファンの設置がおすすめです!
なぜなら、冷暖房効率アップはもちろん、さまざまな効果が期待できるため。
今回は、吹き抜けに設置されるシーリングファンの魅力を深堀りしてお伝えします。
シーリングファンとは
シーリングファンは、天井に取り付けて使用する大型のサーキュレーターのことです。
プロペラのような羽根が付いたモーターユニットと、それを支えるための金具で構成されています。
天井の高いカフェで回っているイメージをもっている方もいるでしょう。
シーリングファンの役割はサーキュレーターと同様、部屋の空気を循環させること。
大きなプロペラを回してお部屋の空気をかき混ぜることで、温度ムラを解消し、快適な空気環境をつくります。
吹き抜けにシーリングファンは必要?
吹き抜けのある部屋には、シーリングファンの設置を必ずおすすめしています。
というのも吹き抜けは、開放感をアップさせられるメリットがある一方、温度管理の難しさがデメリットです。
温かい空気は上昇し冷たい空気は下降する特性があるため、上下に距離がある吹き抜けではどうしても天井付近と床付近で温度差が生まれます。
この上下の温度差を解消するのがシーリングファンです。
天井付近の温かい空気と床付近の冷たい空気を循環させ、効率的な空調運転を可能にします。
特に、全館空調などの空調システムを採用しているなら、シーリングファンのとの組み合わせは相性抜群。
空調の風を行き渡らせ、室内全体をむらなく快適な温度に導きます。
シーリングファンは、吹き抜けの温度管理に欠かせないアイテムといえるでしょう。
シーリングファンの効果3選
シーリングファンの効果は快適さだけではありません。
恩恵を受けられる3つの効果をお伝えします。
電気代を節約できる
シーリングファンは、エアコンと比べて消費電力が非常に少ないのが特徴です。
シーリングファンを毎日24時間稼働させても、月の電気代は1000円前後になると試算されています。
エアコンの使用を控えめにしシーリングファンを併用すれば、節電効果が期待できます。
部屋干しの洗濯物が乾きやすい
シーリングファンは、雨の日や梅雨の時期など、外に洗濯物を干せない時にも役立ちます。
部屋全体の空気を循環させるため、湿度の高い空気がかたよらず、洗濯物を乾きやすくします。
室内のカビ対策にも有効です。
インテリアのアクセントになる
シーリングファンの魅力は、機能性だけでなくお部屋のインテリアのアクセントにもなる点。
カフェやホテルのような、くつろげる空間に設置されているイメージ通り、リラックスした雰囲気づくりに役立ちます。
クラシカルなものからモダンな部屋に似合うものまでさまざまなデザインがあるので、どんな雰囲気のお部屋でもなじむデザインを見つけられるでしょう。
照明器具と一体化しているタイプも多く、選ぶのも楽しいですよね。
おしゃれなシーリングファンを取り入れ、お部屋の雰囲気を格上げしましょう。
シーリングファンの夏と冬の使い分け
吹き抜けの温熱環境づくりに欠かせないシーリングファンですが、夏と冬とでは適切な回転の向きが反対になります。
正しい使い方を知っておきましょう。
夏は下向き回転
夏は、シーリングファンで下向きの空気を送ります。
床付近にたまりがちな冷気を部屋全体に行き渡らせ、温度ムラを解消するのが目的です。
また、風が緩やかに体に当たると、涼感も増します。
扇風機やサーキュレーターとの併用もおすすめですよ。
冬は上向き回転
冬は、シーリングファンで上向きの空気を送ります。
吹き抜けの有無にかかわらず、冬場は暖房で温めた空気が天井に集まり、足元が寒くなってしまうことがあります。
足元が冷えると体感温度が上がらないため、さらに設定温度を上げてしまうことに。
その結果、非効率な暖房運転になります。
シーリングファンで天井に向かって空気を送ることで、上方にたまった暖気が壁を伝って下に向かいます。
暖気が循環するため部屋の温度を均等に温められ、効率的な暖房運転を叶えます。
ファンの風は直接体にあたらないため、快適な体感温度になりますよ。
シーリングファンの注意点
シーリングファンは、快適な温熱環境作りに欠かせないアイテムですが、いくつかの注意点があります。
設置計画の際に知っておくべき注意点をお伝えします。
掃除が大変
シーリングファンは、羽根の部分にホコリがたまりやすいのが難点です。
夏と冬とで回転の向きを切り替える前に、ホコリの掃除が必要になります。
設置位置を考える際は、ホコリを掃除できるよう、長い柄のモップなどが届く位置がおすすめです。
天井の強度が必要
シーリングファンは、天井に直接取り付けるため、天井の強度が十分であることが絶対条件です。
一般的なシーリングファンの重さは、5〜10㎏ほど。ただし、稼働時の遠心力や振動が加わるため15㎏程の荷重に耐えられる強度が必要です。
新築の場合は、間取り打ち合わせの段階で設計担当者と相談し、設置位置に下地を入れましょう。
既存の住まいに設置する場合は、天井の耐久性を確認してください。
まとめ
新築に吹き抜けをつくるなら、ぜひシーリングファンもあわせて設置をご検討ください。
冷暖房の効果を上げられるうえ、電気代を節約でき、室内干しの洗濯物も早く乾きます。
快適さだけでなく、実用的な効果も期待できる優秀な設備です。
覚えておいて欲しいポイントは、夏は下向き、冬は上向きの送風になるよう回転方向を使い分けること。
正しい方向に回転させて、年中快適な温熱環境を叶えましょう。
「吹き抜けはつくりたいけれど、やはり温熱環境が心配」
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私たちアイズホームは、夏は涼しく冬は暖かい、年中快適な住まいづくりを提案しています。
吹き抜けは、高断熱高気密の建物だからこそ実現できる開放的な空間。
吹き抜けのある住まいをご検討の際には、ぜひお声かけください。