
皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
近年増えているのが「バルコニーがない家」。ライフスタイルの変化により、当社でもバルコニーを希望されないお客様が増えています。
しかし、これまでは住宅にバルコニーやベランダを設けるのが当たり前のことでした。
「バルコニーなしで後悔したくない」
「洗濯物の干し場などで困らないか」
と迷われる方もいます。
今週は、バルコニー・ベランダがない家に人気が高まっている理由について解説します。
後半の今回は、バルコニーのない家のデメリットとその回避方法をご紹介します。
バルコニーをつくるかどうか迷っている方でも、納得して決められるようぜひ参考にしてください。
バルコニー・ベランダのない家のデメリット
バルコニーやベランダを採用しない場合、以下4つのデメリットが考えられます。
- 洗濯物を干す場所を配慮しなければいけない
- エアコンの室外機を置く場所に困る
- 窓が小さくなる
- 庭の代わりになる空間がない
洗濯物を干す場所を配慮しなければいけない
最も多くの人が考えているバルコニーの用途は、洗濯物の干し場でしょう。
バルコニーをなくすのであれば、サンルームや庭など、洗濯物の干し場を考慮しましょう。
夜に洗濯する生活サイクル、外気の花粉が気になる体質といった理由で、ドラム式洗濯機や乾燥機の方が便利と考える人も増えています。
ランドリールームや乾燥機を導入予定なら、デメリットにはならないでしょう。
エアコンの室外機を置く場所に困る
バルコニーにはエアコンの室外機を置く場所としての役割もあります。
バルコニーのない間取りでは、2階以上にある室外機の置き場も工夫しなければなりません。
たとえば、室外機をバルコニー以外に置く場合は以下のような方法があります。
- 配管を長く壁にはわせ、地上に設置する
- 配管を壁の内部に通し(隠ぺい配管)、地上に設置する
- 専用の金具を取り付け、天井吊りや壁面に設置する
ただし、これらの設置方法は追加工事費用がかかったり、外観のデザインを損なったりすることもあります。
隠ぺい配管はエアコンを買い替える際に機種が限られるケースもあるので、どの方法を選定するかも慎重に判断しましょう。
窓が小さくなる
バルコニーには外に出るための掃き出し窓があるのが定番です。バルコニーがない場合は、掃き出し窓のような大きな窓ではなく小さめの窓を設置することになります。
掃き出し窓には光を取り込み室内を明るくする役割もあるため、バルコニーをなくすなら明るさへの配慮もおこないましょう。
庭の代わりになる空間がない
洗濯や採光といった実用的な用途ではなく、寛ぐ空間としてバルコニーを考えているなら、それが失われるのは残念に思う方もいるでしょう。
敷地の制約上、地面の庭よりも2階以上のバルコニーのほうが室内と室外をつなぐのに向いているケースもあります。
バルコニーで叶えたいことに合わせて、設置するかどうかを判断してくださいね。
バルコニー・ベランダのない家の施工実例
ここでは、バルコニーのない家の施工事例をご紹介します。
建物の正面、玄関側の1階には窓がありません。正面側から見えるのは2階のFIX窓のみなので、防犯性が高く、外観のデザインを個性的に仕上げています。
LDKの吹き抜けには、上下階の一面に大きな窓を配置しています。パッシブデザインにより、自然のエネルギーをたっぷりと取り入れながら快適に暮らせます。
洗濯を室内で完結させるため、洗面室を兼ねたランドリールームを提案しました。洗濯の一連の作業「洗う・干す・取り込む・たたむ」をひとつの部屋で効率よく行えます。
部屋干しではスペースが足りない布団などは、日当たりの良い庭のウッドデッキで干せます。
▷『環境にやさしいパッシブデザインの家』
なお、家自体の性能も、部屋干しでの湿気・結露対策ができる条件を満たしています。
アイズホームの家は、高断熱サッシは窓の表面で温度差が発生しにくく、部屋の湿度が上がっても結露しにくいのが特徴です。
また、換気の効率がよく、室内の湿気をこもらせません。
冬場は乾燥対策としても部屋干しがおすすめですよ。
まとめ
近年増えている「バルコニーがない家」。ライフスタイルの多様化により、当社でもバルコニーを希望されないお客様が増えています。
洗濯物を干したり、室外機を置いたりするだけの用途であれば、バルコニーはなくても問題ないと考える人が多いでしょう。
ただし、バルコニーにチェアを置いたり、プランターでガーデニングを楽しんだりするなど、くつろぎの空間として活用したい方には、バルコニーはおすすめです。
バルコニーなしの家が正解かどうかは、家族のライフスタイルによっても異なります。
そのため、理想の暮らしを具現化する"設計力の高い工務店”を選ぶことも、後悔しないための方法のひとつです。
アイズホームでは、実績ある設計事務所と協業した新しい家づくりを提案しています。
お施主さまの暮らしを丁寧にヒアリングし、どんな間取りがぴったりか提案するのが建築家の仕事です。
アイズホームの新しい家づくりのご提案【建築家と建てる高性能住宅】については、こちらのページをご覧ください。
▷『住宅ディレクターと最高の家づくりをしよう』
なお、この7月に、地域工務店×設計事務所だからこそ実現した新しいモデルハウスをオープンします!
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