【新築】ウッドデッキorタイルデッキどっちを選ぶ?

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

リビングと庭をつなぐデッキスペースは、新しい住まいでの暮らしを豊かにする空間として人気があります。
ただし、ウッドデッキにすべきかタイルデッキにすべきかを迷うご家族も多いもの。

「ウッドデッキとタイルデッキってどんな違いがある?」
「メンテナンスが楽なのはどっち?」
「長期的に見てどちらがお得?」

今回は、ウッドデッキとタイルデッキの2つについて、メリット・デメリット、費用やメンテナンスを詳しく比較します。

デッキスペースをどのようにしようか迷っているなら、ぜひ最後まで読んでくださいね。

ウッドデッキとタイルデッキの違いは

ウッドデッキとタイルデッキは、使用する材料の違いで呼び分けられています。
ウッドデッキは天然木や人工木を使用するのに対し、タイルデッキは陶磁器で作られたタイルを使用します。

ウッドデッキは木材でつくるので、素材の温もりと自然な風合いが特徴です。天然木の経年変化も楽しめます。

一方、陶器や石でつくるタイルデッキは、高級感のあるスタイリッシュな外観が魅力です。ウッドデッキよりも豊富なカラーバリエーションから選択できます。

2つの素材の違いから、それぞれのメリットやデメリット、価格、メンテナンスにも差が生まれます。
次の章から、具体的な違いについて解説していきましょう。

メリット・デメリットで比べる

ウッドデッキとタイルデッキはどちらにも、魅力的なメリットがあります。また、注意すべきデメリットも異なります。
まずは、メリットとデメリットで2つのデッキを比較しましょう。

ウッドデッキのメリットとデメリット

【ウッドデッキのメリット】

  • 木の温もりを感じられる
  • 比較的低コストで設置できる
  • 天然木と人工木から素材を選択できる

【ウッドデッキのデメリット】

  • 定期的なメンテナンスが必要
  • 色褪せやささくれが発生することがある
  • 湿気による腐食・シロアリ被害のリスクがある

ウッドデッキのメリットは、木の温もりを感じられる自然な質感と、設置コストの低さです。素材の価格がタイルよりも安いので、広い面積のデッキをつくりたい場合はウッドデッキをおすすめします。

一方デメリットは、定期メンテナンスが欠かせない点です。
天然木の場合は、年に一度ほどの頻度で塗装をおこないます。表面のコーティング効果がなくなると、木材特有のささくれや、腐食・シロアリ被害のリスクが高まるためです。

アウトドアやDIYがお好きな方なら、こうしたメンテナンスは、家に愛着が湧く工程のひとつでしょう。しかし反対に、ご自身でメンテナンスする手間を省きたい方なら、数年に一度業者に依頼するか、人工木ウッドデッキを選ぶことをおすすめします。

タイルデッキのメリットとデメリット

【タイルデッキのメリット】

  • 耐久性が高く半永久的に使用できる
  • メンテナンスが簡単
  • 腐食やシロアリ被害の心配がない
  • デザインのバリエーションが多い

【タイルデッキのデメリット】

  • 初期費用が高い
  • 夏場の表面温度が高い
  • 雨天時に滑りやすい

タイルデッキの主なメリットは、耐久性の高さとデザイン性です。

タイルは腐食やシロアリ被害の心配がありません。日常のお手入れも、水洗いで汚れを落とすくらいなので簡単です。
耐用年数は半永久的で、万が一破損しても部分的な交換が可能です。

重厚でスタイリッシュなデザインも人気のポイント。木目調から大理石調まで豊富な選択肢があり、外構全体に高級感をもたらします。

一方デメリットには、初期費用の高さが挙げられます。施工期間もウッドデッキより長い傾向です。

コストで比べる

新築時の設置コストを比較すると、ウッドデッキの方が初期費用を抑えられます。
しかし、長期的なランニングコストを考慮すると、タイルデッキの方が安く抑えられるでしょう。

表 コストで比較するウッドデッキとタイルデッキ

ウッドデッキの設置費用は、1平方メートルあたり2.5万円〜4万円が相場です。10平方メートル(6畳ほど)のデッキをつくるには、25万円〜40万円の費用がかかります。

一方、タイルデッキは1平方メートルあたり4.5万円〜7万円が相場。同じ10平方メートルでは45万円〜70万円程度になり、およそ2倍近い金額になるでしょう。

しかし、長期的なランニングコストを考慮すると、20年ほどで同じくらいの費用になっていきます。

天然木のウッドデッキの場合、3~5年ごとに業者に塗装メンテナンス依頼すると1回あたり5〜10万円ほどかかります。それに対してタイルデッキは、基本的にメンテナンス費用がかかりません。

費用面で考えると、初期費用は高くても総合的には経済的なのはタイルデッキといえます。

メンテナンスで比べる

メンテナンスを比較すると、タイルデッキの方が少ない手間で済みます。

【タイルデッキのメンテナンス】

  • 水洗い
  • ほうきでの掃き掃除

【ウッドデッキのメンテナンス】

  • 年に一度程度の塗装
  • シロアリ被害の点検
  • ささくれの確認や補修

タイルデッキは基本的に水洗いやほうきでの掃き掃除だけで十分です。年に数回の清掃で美しい状態を維持できます。
タイルは汚れが染み込みにくく、万が一破損しても該当部分のみの交換で対応可能です

一方、ウッドデッキは1年ごとに防腐・防虫塗装が必要です。安全に使い続けるには、シロアリ被害の点検や、ささくれの確認なども必要です。
人工木か天然木か、また木材の種類によってもメンテナンス方法が異なるため、採用する素材のお手入れ方法を確認してください。

なお、人工木と天然木の比較についてはこちらの記事で紹介しています。
『ウッドデッキは人工木or天然木?メリット・デメリットで比較』

まとめ

ウッドデッキとタイルデッキは、それぞれに特徴があります。

【ウッドデッキに向いているひと】

・自然な風合いが好き
・DIYのメンテナンスや木の経年変化を楽しみたい
・広い面積のデッキにしたい
・初期費用を抑えたい

【タイルデッキに向いているひと】

・重厚感あるデザインが好み
・メンテナンスの手間を減らしたい
・長期的なコストパフォーマンスを重視したい

選択の際には、設置場所の環境や将来のメンテナンス計画も考慮して、家族に合ったデッキスペースにしてくださいね。

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