皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
「建築家との家づくり」と聞いて、思い浮かべるのはどんなことですか。
建物のプロフェッショナルに、優れたデザイン・導線を相談できそうと期待が膨らむでしょうか。
わたしたちアイズホームでは、ライフスタイルに合わせた暮らしを目指す方にぴったりな「建築家との家づくり」を支援しています。
今週は、建築家との家づくりについて、2回に分けて深掘りします!
前半の今回は、メリットやデメリットについて。
自分らしい家づくりのヒントにしてくださいね!
建築家との家づくりとは
そもそも、「建築家」とはどのような職業でしょうか。
実は「建築家」とは俗称で、日本では建築家を定義する資格はありません。
国家資格である「建築士」を取得し、設計に自信のある専門家の方たちが、建築家を名乗って活躍しています。
一般的には、大手のハウスメーカーや工務店から独立し、設計事務所を運営して建物の設計・監理を行う設計者のことを、建築家と呼ぶことが多いでしょう。
そのような独立した事務所を構える建築士に注文住宅を依頼するときに、「建築家との家づくり」という表現が使われています。
建築家との家づくりのメリット
建築家と家づくりを進めることには、ハウスメーカーや工務店に依頼する方法とは異なる独自のメリットがあります。
[1]唯一無二の家づくりができる
[2]デザイン性が高く洗練された家になる
[3]様々な土地条件に対応しやすい
ここでは、建築家と家を建てる3つのメリットを紹介しましょう。
[1]唯一無二の家づくりができる
建築家との家づくりでは、ハウスメーカーや工務店よりもさらに、暮らしに寄り添った唯一無二の住宅を叶えやすくなります。
建築家は、施主の要望や生活スタイルを、イチから形にする専門家です。
というのも、多くのハウスメーカーや工務店は、”標準仕様”が決まっています。キッチンはこの仕様、床材はこの中から選ぶ、天井の高さは2400㎜といったルールが、あらかじめ用意されているものです。
ハウスメーカーに所属する設計担当は、この標準仕様ルールのなかで間取りを提案します。
一方、建築家との家づくりでは、こうしたルールが柔軟なことが多いです。
ハウスメーカーや工務店では難しい特殊な要望も、建築家はルールにとらわれすぎず、広い選択肢のなかからアイデアを生み出します。
[2]デザイン性が高く洗練された家になる
建築家との家づくりでは、おしゃれなデザインも期待できます。
設計事務所に依頼する人の多くが、他にはない洗練されたデザインを求めているせいもあるでしょう。
建築家によっては、個人の住宅ばかりでなく、カフェやレストランといった店舗・商業施設の設計デザインを担うことも少なくありません。
そのため住宅を専門に取り扱うハウスメーカーの設計担当よりも、幅広いデザインに触れています。
そのような幅広い経験と専門知識が、優れたデザインの設計を得意とする理由といえます。
[3]様々な土地条件に対応しやすい
一見すると建築が難しそうな土地条件でも、建築家のアイデアと技術力によって最適な住まいを実現しやすくなります。
変形地や傾斜地・狭小地などは、標準規格の厳しいハウスメーカーでは敬遠されることも。
その点、建築家との家づくりでは、限られたスペースを最大限に活用するアイデアを捻出します。
オーダーメイドの設備の採用や、地形を活かした段階的な床面設定など、規格のあるハウスメーカーでは不得意な点も建築技術でカバーできます。
土地探しをしている方なら立地の選択肢を広げられるかもしれません。
また、ご親族の敷地を活かしたい方も、土地の持つポテンシャルを引き出せるメリットです。
建築家との家づくりのデメリット
一方で、注意点もあります。
[1]費用が大きくなりやすい
[2]自分に合う建築家を探す必要がある
注意すべき2つのデメリットについてお伝えします。
[1]費用が大きくなりやすい
建築家との家づくりでは、ハウスメーカーや工務店と仕組みが異なるために、費用が大きくなりやすい傾向があります。
たとえば、設計監理料が別途必要になることがあります。
設計監理料とは、工事費とは別に、デザイン料や現場の進行をチェックする費用のこと。いわゆる、建築家への報酬と考えるとわかりやすいでしょう。一般的に建築工事費の10~15%程度といわれています。
その点、ハウスメーカーや工務店ではこうした費用も工事費に含まれていることが多いです。
また、個性的なデザインのために費用が膨らみやすいのも理由のひとつ。
ハウスメーカーが標準仕様を決めているのは、特定の建材メーカーにまとめて発注しコストを節約するためでもあります。
建築家との家づくりでは、ひとつひとつの部材を選定する分、割高になる可能性が。
ただし、ハウスメーカーや工務店では人件費や広告費も工事費に含まれているため、一概にどちらが高額とは言えません。
[2]自分に合う建築家を探す必要がある
建築家と家づくりするときに最も難しいステップは、自分に合った建築家を見つけることではないでしょうか。
ハウスメーカーや工務店と異なり、設計事務所を構える建築家の情報は多くありません。
1人の建築家が同時に何十軒もプロジェクトを進められない事情もあり、広く宣伝展開している設計事務所は少ないもの。
さらに、建築家によって、得意とするデザインや設計手法にも個性があります。
理想の住まいを任せられる建築家を探すことは、ハウスメーカーや工務店を選ぶ以上に難しいでしょう。
まとめ
建築家との家づくりには、家族らしい暮らしを実現できるメリットが多くあります。
「唯一無二の住まいを考えてほしい」
「いつまでも飽きず、何十年後も美しい家にしたい」
こうした希望をお持ちの方に、最適な選択肢といえます。
しかしながら、適切な建築家を見つける必要がある点は大きなハードルです。
次回は、「建築家を探す方法」「アイズホーム×建築家のいえづくり」などを解説します。
続きもぜひご期待ください。
なお、アイズホームでは、豊富な知識と経験のある建築家の方々と協力し、お施主様のオーダーメイドの家づくりをサポートしています。
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