
皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
新築の購入を考えたとき、誰しも気になるのが「お金」のこと。
マイホームは一生に一度の大きな買い物。家を建てる前はもちろん、建てたあとも見据えたライフプランニングが大切です。
「今の収入でローンを組んで大丈夫?」
「返済していけるか不安」
「教育資金や老後資金は足りるの?」
とお悩みの方向けに、今週は「新築時に考えるべきライフプランニング」について2回に分けて解説します。
今回の前編では、ライフプランニングとは何か、ライフプランニングを行うメリットについてまとめました。
住宅の価格が上がり続けている昨今、マイホームの資金計画でぜひ知ってほしい考え方です!
ライフプランニングとは何か
ライフプランニングとは、人生のさまざまなイベントを予測し、それに伴う資金計画を立てることです。一言で言うと「将来を見据えた人生設計」です。
人生には結婚や出産、マイホーム購入、子どもの進学、車の買い替え、転職や退職などさまざまなイベントが訪れますよね。どれも大きなお金が必要ですし、老後の過ごし方にも関わるものです。
こういったイベント、つまりライフプランを時系列で整理し、人生のイベントごとに必要なお金の支出と収入を可視化するのがライフプラン二ングです。
ライフプランニングすべき理由
マイホーム計画の段階でライフプランニングをおすすめする理由は、家が完成した後の暮らしを楽しんでほしいからです。
たとえば、「これくらいの金額だったら返済できそう」と思って組んだ住宅ローンでも、お子さまの進学や車の買い替えなどで家計が圧迫されるケースも考えられます。
また、病気やケガで働けなくなったり、突然収入が減ったりするリスクもあるでしょう。
ライフプランニングがしてあると、こうした予期せぬ出費や収入の変化にも柔軟な備えができます。
せっかく建てたマイホームで、いつまでも安心して暮らせるよう、住宅資金のみではなく人生全体の収支を把握しましょう。
ライフプランの作り方
ライフプランを作るには、以下の2つの表を作成します。
- ライフイベント表
- キャッシュフロー表
ライフイベント表は、結婚や出産、住宅購入、子どもの進学、老後など、人生で起こる大きなイベントを書き出し、それぞれの時期と必要なお金を明確にするためのものです。これにより、将来どれだけお金がかかるのか予想しやすくなります。
画像:日本FP協会
キャッシュフロー表は、今の収入・支出・貯蓄額をもとに将来の家計の流れをシミュレーションする表です。住宅ローンの返済や教育資金の準備が無理なくできるかを把握でき、長期的な資金計画が立てられます。
画像:日本FP協会
どちらもできるだけ具体的に書くのがポイント。今分かっている範囲の家族の予定や目標を書くことで、将来のイメージがはっきりし、いつまでにいくら貯めるべきか明確になります。
ライフプランニングでわかること
新築時にライフプランニングをおこなうことで、次の3つが分かります。
- 購入価格の目安
- 長期的な資金計画
- 家づくりのベストな選択
購入価格の目安を把握できる
ライフプランニングを立てると、家族にとって無理のない購入価格の目安が分かります。
一般的に、住宅購入価格は年収の5~7倍以内、住宅ローン返済額は年収の25%以下が目安などとされていますが、家族に合っているとは限りません。
当然ながら大切なのはそれぞれの家計に合った購入価格。同じ年収でも家族構成や生活スタイルによって設定すべき購入価格は変わります。
たとえば、同じ4,000万円の物件を購入する場合も、お子さんが3人いる家計と1人の家計、共働き家計とそうでない家計、自家用車の所有台数などによっても、返済額の負担が大きく異なって当然です。
ライフプランニングは、年収や貯蓄額だけでなく、世帯人数や働き方、暮らし方に対してどれくらいの購入価格が適正かを考えるきっかけになります。
長期的な資金計画を立てられる
新築購入時は、住宅資金だけでなく将来のお金についても考える機会です。
ライフプランニングでは、以下の支出についてもシミュレーションできます。
- 子どもの教育資金は、どのタイミングでいくら必要になるか
- 車の買い替えは何年ごとに、いくらかかるのか
- 老後の生活費をどのように確保するのか
これらの支出を事前に把握できるため、無理のない返済計画が立てられ、将来のお金の不安も減らせます。
家づくりのベストな選択を考えやすくなる
ライフプランニングは、家族のライフスタイルに合ったベストな選択を判断しやすくなります。
住宅を購入する際は、さまざまなことを決めなければなりません。
「住宅ローンは、どの金融機関で、何年で返済したらいい?」
「建物価格が予算オーバーしてしまったけど、何かを削るべき?」
「価格を抑えた素材と、高くても将来のメンテナンスを節約できる素材、どっちにする?」
どんな選択肢を選ぶべきか、迷うことが必ずあるでしょう。
ライフプランニングで見通しができていれば、将来のお金の流れや貯められそうな額が予想できます。
立て続けに判断を迫られる注文住宅の決めごとも、自分たちにとってベストな答えを考えやすくなります。
少しでも将来の不安を減らし、安心して暮らせる住まいを手に入れるためにも、マイホーム購入時にライフプランをしてみませんか。
まとめ
ライフプランニングは、家づくりの大切なプロセスのひとつとしておすすめしています。
結婚や出産、お子さまの進学、退職後の生活と具体的なライフプランを考えることで、自分たちの暮らしに合った購入価格や住宅ローン返済額を判断しやすくなりますよ。
次回の後半では資金計画やライフプランニングは誰に依頼すべきかについて解説します。
▷『ライフプランニングとは?住宅新築時に考えるべきお金のこと~後編~』
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「今の収入でこの家を買っても大丈夫?」
「本当に返済していけるのかな…」
「教育費や老後資金も準備できる?」
このようなお悩みがある方は、ぜひ一度アイズホームにご相談ください。安心して家づくりを進められるよう丁寧にサポートいたします。
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