先日は基礎の本当に基本的な部分のみを書きました。
実際に基礎というのは奥が深く?、今でも研究を怠れません。
アイズホームでは、基礎施工を自社で行いこれを社員研修の一環として
取り入れております。
これを行うことによって、構造物の基本や左官の技術など、その他にも
様々なことを学ぶことができるのです。
基礎は建物が建って行くうちに、そのすべてがそっくり隠れてしまい、
その側面、すなわち「立ち上がり」の部分のみが見えておりますが、
この部分を「仕上げ」として、仕上げてゆきます。
家の外観の重要な一部でありますし、地面から最初に露出している部分
なのでそれこそ人のファッションでいう足元のような部分です。
人のファッションの場合でも、足元にこだわるのが本物といわれます
よね。
なのでここをきっちり抑えておかないと全体的に「なんだかちょっと」な
印象になってしまいます。
見た目も格好の良い家を建てる事を、モットーとしている弊社としてはこの
基礎の「仕上げ」にもこだわりたいのです。
基礎の仕上げ方には主に二種類があり、金ゴテ仕上げと刷毛引き(はけびき)
仕上げいう仕上げ方があります。
それぞれの仕上げかたよって出る特徴を紹介します。
金ゴテ仕上げ
名前の通り金ゴテを使用してコンクリートの表面を仕上げてゆきますが、表面が
ツルツルに仕上がってゆきます。
この仕上げ処理をすることによって、見た目がツルツルになるだけでなく、コン
クリートの亀裂を防ぐ役割も果たしています。
アイズホームでは、基礎の仕上げに関しては金ゴテ仕上げの割合が断然多いと
いえます。
刷毛引き仕上げ
この工仕上げ方も名前の通りといえます。
刷毛使いながら表面をあえてざらついた質感に仕上げます。この仕上げ方は基礎の
仕上げにも使われますが、カースペースやコンクリート土間部分に、デザイン面も
さることながら、滑り止めとしての仕上げに多く用いられています。
コンクリート土間部分は金ゴテで仕上げるときれいなんですが、滑りやすくなったり
します。
刷毛引き仕上げには、生コン打設時に刷毛を使う「コンクリート刷毛引き仕上げ」と、
後からモルタルで化粧する際に刷毛を使う「モルタル刷毛引き仕上げ」の2種類があり、
状況に追って使い分けたりしますね。
基礎の仕上げの場合凹凸や立ち上がりの接合部の処理など、下地をしっかり整えないと、
日の当たり方で見え方がだいぶ変わってきたりします。
仕上げもきれいでな強い基礎を作るなしっかりした業者を選ぶには、腕の良い大工と地に
足のついた施工をし、構造や左官などをしっかり理解している施工業者を選ぶようにし
ましょう。
アイズホームの注文住宅では、熟練の職人が施工をし、これをしっかり継承できるよう
自社の社員育成にも力を入れております。
細部の仕上げまで、丁寧な施工が施された家なら、ぜひアイズホームまでご相談ください。