皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
毎日のお掃除、大変ですよね。
特に、小さなお子様がいると、常に清潔にしていたいご家族も多いでしょう。
とはいえ、掃除や片付けにばかり時間をとられてしまうのも勿体ないもの。
今回は、お掃除しやすい家にする工夫についてお伝えします。
掃除しやすい間取りの工夫3選
まず、掃除しやすい家にする間取りのポイントを、3つご紹介します。
少し工夫するだけで、お掃除時間を短縮できますよ。
[1]シンプルな間取り
お部屋は、なるべく凹凸のないシンプルな形状の部屋にするのがおすすめです。
理想は、真四角の形状で、床に凹凸や段差がないお部屋。
なぜなら、真四角でないお部屋は、埃が溜まりやすい角の部分が増えるためです。また、床面に段差があると、掃除機がけやフロアシートでのお掃除が面倒になります。
例えば、リビングなどで床面に高低差をつけた「ダウンフロア」は、天井が高くできる分開放的な空間を創ります。一方、段差のお掃除の手間が増え、ロボット掃除機が使えないなどのデメリットも。
毎日のお掃除を楽にしたい方は、部屋の凹凸や床の段差の少ない間取りを意識してみましょう。
[2]生活動線に合った収納スペース
収納の位置は、ご家族の生活導線に合わせた設計が大切です。
生活導線に合っていない位置に収納があると、使わないものをしまい込むだけになったり、出しっぱなしの物が増えてしまったり、片付けの妨げになります。
例えば
・洗面台と行き来しやすいファミリークローゼット
・買い物から帰ってそのまま片付けられるパントリー
・リビング内によく使う文房具などの収納棚
・洗面所に日用品ストックから肌着までしまえる収納庫
・回遊できるシューズクローク
などは、人気の高い間取りです。
ポイントは、持ち物の量を把握しておくこと。
何をどのくらい収納するか分かっていると、棚やハンガーパイプの計画までしやすくなります。
収納の位置に気を付けて、ラクに片付けできる家を目指しましょう。
[3]手入れしやすい設備や内装材
キッチンやユニットバスといった水回り設備は、お掃除が億劫になってしまう場所でもあります。
新築の設備には、掃除しやすい機能を取り入れましょう。
例えば、大掃除でハードルになりやすいレンジフードは、
・油汚れがこびりつきにくい
・簡単にパーツを分解できる
・フィルターカバーをつけられる
など、手軽にメンテナンスしやすい機能がそろっています。
新しい機種では10年に一度のメンテナンスで良いと謳うものもあるのだとか。
設備を選ぶ際は、各メーカーのショールームの活用がおすすめです。
最新設備の機能がサンプルで確認できます。
内装材でも、お手入れしやすい建材を選びましょう。
例えば、キッチン・ダイニングの床面だけ水をはじくタイルフロアに切り替えられます。
掃除の手間を減らせるアイデアをどんどん取り入れてください。
コツは掃除しやすさの“メリハリ”
掃除が苦にならない住まいにするコツは、手をかけて掃除する場所とメンテナンスを楽する場所にメリハリをつけることだと考えています。
なぜなら、家族の個性やこだわりをプラスするアイテムは、メンテナンスを気にし過ぎずに取り入れて、暮らしを楽しんでもらいたいからです。
例えば、温かみのある木のぬくもりが特徴の無垢の床。
経年変化で味わい深くなる魅力がある一方、傷やシミがつきやすく、定期的なワックスがけが欠かせません。
しかし、手をかけることで愛着がわき、家族の歴史が刻まれていきます。
ご家族の趣味を並べる飾り棚は、ホコリなどが溜まらないようお掃除が必要ですが、かといって失くして暮らしの豊かさを削ってしまうのは、もったいないですよね。
こうしたこだわりアイテムをメンテナンスする余裕をつくるため、手入れが楽な設備や収納をうまく取り入れてください。
掃除しやすくするために、「片づけしやすい収納の位置」「高耐久な水回り設備」などを積極的に採用しましょう。
その一方、「ぬくもりある天然素材の内装」「飾り棚」などにもこだわることが、自分らしい住まいを叶える注文住宅の醍醐味です。
掃除しやすさだけを優先して、規格品ばかりそろえる必要はありません。
こだわりたい部分のお手入れを楽しんでもらうのも、丁寧に住むコツです。
まとめ
収納の位置や内装設備の選び方で、掃除のしやすさが劇的に変わります。
特に、ちいさなお子さんがいるお家は、短い時間でちゃんとキレイにできる工夫が大事ですよね。
掃除しやすい家づくりのポイントは、こちらの3つです。
[1]シンプルな間取り
[2]生活動線に合った収納スペース
[3]手入れしやすい設備や内装材
ただし、多少メンテナンスが必要でも、ご家族のこだわりたい部分はしっかり実現してくださいね。
アイズホームでは、ご家族の生活に寄り添う、暮らしやすいオーダーメイド住宅を提案しています。
内装設備の打ち合わせでは、お手入れ方法もふくめてご検討いただきます。
また、お引渡しの際にお渡しする「住まいのしおり」で、各箇所のお手入れ方法をいつでもご確認いただけます。
大切なのは、暮らしを楽しんでいただくことです。
お掃除のご負担は最小限に、ご家族のこだわりは妥協しない家づくりを応援します。