皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
新築時の失敗として挙げられがちなコンセント問題。
「ここにコンセントがなくて使いにくい!」
「コンセントが足りなくて、配線がごちゃつく…」
など、建ててから後悔したという声を耳にした方も多いのではないでしょうか。
たかがコンセントとあなどるなかれ!
コンセントの位置は暮らしやすさに直結する大事なポイントです。
今回は、前回のブログに引き続き、新築時に覚えておきたいコンセントの決め方について解説。おすすめの位置・数・高さをお部屋ごとにまとめました。
コンセント計画のよくある失敗例も紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
部屋別おすすめコンセント位置と数
お部屋によって、利用する家電が使うため、必要なコンセントの数も変わります。
ここでは、部屋別のおすすめコンセントの位置と数を紹介します。
ポイントを押さえ、快適で使いやすい空間を実現しましょう。
◇キッチン
おすすめの位置:キッチンの手元、キッチンの背面、冷蔵庫
数:2口コンセントを5~7箇所
キッチンの手元には、ハンドミキサーや電気ケトル用のコンセントがあると便利。近年の一般的なシステムキッチンには、手元用のコンセントが2口付いています。キッチン家電が多い場合は増やしても良いでしょう。
キッチンの背面は、炊飯器や電子レンジ、コーヒーメーカー、トースターなど、家電を多く使う場所。家電の数にプラスして数か所分の設置がおすすめです。
◇リビング
おすすめの位置:テレビ裏、ソファの近く、サーキュレーターを置きたい場所
数:2口コンセント3~4箇所
ポイント:テレビ周りは機材やボードの高さに合わせる
ソファの近くにコンセントを設置すると、充電しながらスマホやタブレットを使いたいときに役立ちますよ。
テレビ裏は、レコーダーやゲーム機器もつなげるマルチメディアコンセントがおすすめです。
壁付けテレビや造作テレビボードにするなら、機器の設置場所ぴったりに高さを決めると、配線がだらんとせずすっきりまとまります。
壁掛けTVについては、こちらの記事でも紹介しています。
▷テレビを壁掛けにして部屋をスッキリとさせる方法!【壁に穴を開けない選択肢もある!?】
◇洗面所
おすすめの位置:洗濯機、洗面台カウンター周り、足元
数:2口コンセント3~4箇所
ポイント:洗面台カウンターの上は複数家電を同時に使いやすい位置に
洗面回りは、ドライヤーやシェーバーなど、意外と多くの家電を使う場所。カウンター上には、同時に数台の機器を使えるように多めの設置をおすすめしています。
最近は後付けで乾燥器や暖房を設置するケースも多いので、洗面台周り以外にも予備のコンセントを提案します。
◇寝室
おすすめの位置:ベッドの枕元、寝室の入口、寝室の奥
数:6畳未満なら2口コンセント3~4箇所、6畳以上なら2口コンセント4~5箇所
ポイント:ベッド周りはヘッドボードの高さに注意
ベッドの枕元は照明器具を付けたり、スマホの充電をしたりと電源がよく使われる場所。
ベッドボードより上にコンセントを付けるなら、ベッドの高さを測って失敗を防ぎましょう。
寝室にテレビを置くなら、マルチメディアコンセントも設置を忘れずに。
◇子ども部屋
おすすめの位置:勉強机の近く、ベッドの枕元
数:2口コンセント2~3箇所
パソコン学習が増えているため、勉強机の近くにコンセントは必須。
将来、子ども部屋を分ける予定なら、コンセントの位置も均等につけておきましょう。
◇屋外
おすすめの位置:ベランダ・ウッドデッキ、駐車場
数:1~2箇所
ベランダやウッドデッキに屋外用コンセントを設置しておくと、BBQでホットプレートなどの調理家電をを使いたいときに重宝します。
駐車場の近くも、車内の掃除や高圧洗浄機を使うのにコンセントが活躍。防犯カメラを設置したいときにも便利です。
最近では、電気自動車充電用コンセントの需要も増えつつあります。将来乗る予定の人はご検討を。
コンセント計画のよくあるNG例
ここからは、コンセント計画のよくある失敗例を紹介します。
失敗例①「ダイニング周りにコンセントがなく不便!」
対策:床コンセントがおすすめ!
床コンセントとは、床材の表面に取り付けるタイプのコンセントです。
アイズホームの床は無垢材が標準のため、床板の一部を切り欠き、内部にコンセントを設置しています。
使う時はワンタッチで開けられ、使わないときはフタを閉めれば歩くときに邪魔になりません。
ダイニングテーブルから壁が遠い場合も、床コンセントなら延長コード無しで電源が使えます。
ホットプレートや卓上IHヒーターに使えるのはもちろん、デスクワークをしたい時も使い勝手が良いですよ。
失敗例②「廊下や収納にコンセントが足りなかった…」
対策:コードレス掃除機の充電場所も考えておくと◎
コードレス掃除機を使う家庭が増え、廊下にコンセントはいらないと考える人も。
しかし、廊下にコンセントがあると足元灯が付けられるため、夜に子どもがトイレに行く時も安心です。
また、収納内部のコンセントも好評です。コードレス掃除機の充電やプリンターの電源に使えます。
ロボット掃除機の場合、階段下などのデッドスペースをうまく活用するのがおすすめです。
収納スペースのどこに家電を置くか決めておくと、コードが届かないといった見落としを防げますよ。
まとめ
お部屋ごとに、必要なコンセントの個数が変わります。
「ここにつけておけば……」
と後悔することのないよう、余裕をもたせたコンセント計画がおすすめです。
コンセント計画で後悔しないためのポイントは以下の2つ。
- 家族それぞれがどこでどんな家電を使うか具体的にイメージすること
- 将来に向けて多めに設置すること
というのも、ほんの数年前には想像もできなかったような家電が当たり前になることも多いご時世。
最近では、IoT(アイオーティー)技術を活用したスマートホームの考え方も広まっています。
★参考:「【注文住宅】スマートホームの導入ガイド|おすすめ機器も紹介」
こうしたことから、想像以上にコンセントが必要になり、後から足りなかったと失敗例に挙げられています。
そのほか、コンセント計画のポイントは、前回の記事でも紹介しています。
★新築コンセントの位置の決め方とは
こちらもぜひご覧ください。
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