【インタビュー】新モデルハウスから考えるこれからの住宅とは

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

2025年7月、アイズホームの新しいモデルハウスが完成しました

しかも、これまでアイズホームが建ててきたモデルハウスとは、コンセプトも狙いも何もかも新しい家づくりです。
アイズホームの拠点である横浜・川崎エリアの、都市型住宅の課題を逆転の発想で解決し「50年後も帰りたくなる心地よい家」を目指した新しい住まいのカタチを叶えました。

今回は、新たなモデルハウスの完成を記念し、社長インタビューをおこないました。
これからのアイズホームの家づくりへの想いをお伝えします。

新モデルハウスに込めた思い

 ―――今回のモデルハウスの、コンセプトやテーマについて教えてください。

社長:新モデルハウスのコンセプトは『utsuwa』です。
最近の新築住宅が単調な「ハコ」になっている印象なので、そこに対抗して、住む家族の想いを何でも詰め込める「器」という意味を込めました。

また、敷地の課題を解決するために、天井の空いたような形をしている特徴も「器」の由来になっています。 

これまでの都市型住宅にありがちな閉塞感を解消し、家族がつながり合える空間づくりを重視しました。

―――100年先を考えた〈帰りたくなる家づくり〉とは、具体的にどのようなものでしょうか?

社長:100年先を考えた家づくりとは、単に建物が長持ちするだけでなく、世代を超えて愛され続ける住まいを目指すことです。

「早く家に帰りたい」「家でゆっくりくつろぎたい」と50年後も100年後も心から思える家を実現したい。そのために私たちが重要と考えているのが高い性能と普遍的なデザインです。
高気密高断熱の「夏涼しくて冬暖かい家」で家族の健康を守りながら、時代が変わっても色褪せない美しさを保つ設計を目指しました。

モデルハウスの見どころ 

―――今のモデルハウスの「こだわりポイント」を、3つ教えてください。

社長:3つですか!もっともっとたくさんこだわったところはありますが笑

挙げるとすると、まず一つ目は、内部と外部が交わる「中間領域」ですね。
具体的にいうと、1階の道路エントランスから中庭にあたる部分です。

庭と言っても、外部のような内部のような、どちらも感じられる空間をあえてつくりました。つながりを生む新しい提案になっていると思います。

二つ目は、「都市型住宅の解決」です。ここは見てもらうと分かる通り、南側の家と高低差があって、モデルハウス側の方が2メートルくらい低いんです。

横浜エリアはこうした坂や不利な立地がとても多くて、しかも法規制も厳しい。
それを「建築家が建てるとこんな風に解決できるんだ!」と体感できる家になっています。

三つ目は、やはり「窓」でしょうか。2階のリビングで過ごす時に、自然に視線が外に向きます。

でも周囲からは見られないので、心地よさと安心感が違います。何より、驚くほど明るいです。

実はこのモデルの計画自体は、2年ほど前から始まっていて。「せっかくなら、難しい土地に、見たこともないようなモデルを建てよう!」と建築家と意気投合したのがきっかけなんです。

ようやく完成し、いまはワクワクした気持ちでいっぱいです。

お客様に体感してほしいポイント 

―――「ここはぜひ体感してほしい!」という場所や設備を教えてください。

社長:そうですね、高性能住宅ならではの「室内環境の快適さ」は体感してもらえると思います。

これだけ窓があると温度管理が大変なのではと思われるかもしれませんが、気密性と断熱性にこだわっているので快適です。

光熱費も何もかも高騰している時代、暖房費・冷房費のランニングコストを賢く節約できることは、新築の前提条件になっていきます。
「デザインもこだわる。性能にもこだわる。」どちらも妥協しない家づくりができるんだと、知ってもらえると思います。

―――これまでに来場したお客様の反応を教えてください。

社長:多くのお客様から「想像以上に明るくて開放的!」という驚きの声をいただいています。
都市型住宅は暗くて閉塞感があるイメージを持っている人は多いので、実際の明るさと風通しの良さに感動してもらえると、私たちも嬉しくなります。

実際の住み心地を体感して、アイズホームの家づくりの価値を実感していただけていると感じています。

アイズホームの「これからの住宅業界」への想い 

―――アイズホームが感じる「これからの住宅業界で大切なこと」は何でしょうか?

社長:住宅業界は今、新設住宅着工戸数の減少や人材不足、建築資材の高騰といった課題に直面しています。地域工務店にとっては、施主に寄り添う設計技術の維持も深刻だと感じます。

しかし、だからこそ私たちが大切にしているのは「本当に必要とされる住宅」を建てることです。

高性能住宅への関心が高まり、性能を重視した家づくりが求められています。

アイズホームでも、健康を守る高気密高断熱設計を学びつづけ、50年後・100年後まで快適な暮らしをつくっていきたいと考えています

まさに、単なる箱ではなく、家族の愛が増えていく「器」としての住まいを提案していきたいですね。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

アイズホームの新しいモデルハウス『utsuwa』は、見学予約を随時受け付けています。
見学会やイベントの情報はイベント一覧ページからチェックしてくださいね。

さらに、インタビューでは語り切れなかった『utsuwa』の家のこだわりポイントは、公式Youtubeでもたっぷりお伝えしています!
動画では、設計を担当した建築家・今先生とともに、細かすぎる設計アイデアを語っています。

これからこだわりの家づくりを始めようとしているなら、ぜひご覧ください。