
皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
家づくりを進める中で、「気密測定」という言葉を目にしたことがある方も多いのでは。
気密測定は、快適性や省エネ性能をチェックする検査です。
アイズホームでは、品質に安心いただくため施工する注文住宅全棟で気密測定を行っています。
「気密測定は自分でできるの?」
「実際にどれくらい費用がかかるの?」
「気密測定の基準レベルの目安は?」
今週は「気密測定」について2回に分けて解説しています。
そもそも気密測定とは何なのか、気密測定のメリットについて知っておきたい方は、こちらの前編をチェックしてくださいね。
▷『新築の気密測定はしたほうがいい?メリットや基準レベルを解説【前編】』
今回の後編では気密測定について、よくある疑問点や基準にすべき数値について解説します。
健康に優しい住まいを希望されているなら、ぜひ読んでいただきたい内容です。
気密測定は自分でできる?
結論から言うと、気密測定は自分で行うことはできません。気密測定には専用の機械や専門知識が必要だからです。
一部のハウスメーカーや工務店では、自社の施工品質を証明するために、専門業者に依頼して気密測定を実施しています。
自分の家の気密性能を確実に知るには、このようなハウスメーカーや工務店を選びましょう。
気密測定の方法とタイミング
つづいて、気密測定の方法やタイミング、費用についてまとめました。新築時に気密測定を検討している方は、ポイントをおさえておきましょう。
方法
気密測定は、隙間に関わる部位の施工が完了した段階で、ドアや窓の隙間をテープで塞いで測定を行います。
気密測定用の機械を家の入口などに設置し、機械で室内の空気を外に送り出すことで、建物の隙間の大きさを調べられます。
建物の隙間の量を床面積で割り出し、隙間の大きさ= C値を算出します。
タイミング
気密測定は外壁や内装の完成前のタイミングでおこないます。一般的には、断熱材の施工が完了した直後に実施されることが多いです。
この時点であれば、隙間が見つかった場合にも修正できるため。
気密測定にかかる時間は家の規模にもよりますが、1~2時間程度です。
費用
気密測定の費用は、規模や地域によるものの、5万円~10万円程度が相場です。工務店やハウスメーカーによっては、基本工事に測定費用が含まれている場合もあるでしょう。
遠方の専門業者に施主から依頼するような場合は、業者に直接に金額を確認してください。
気密測定で目安にすべき数値
一般的に高い性能と公表している住宅会社ではC値=1.0(c㎡ / ㎡)が、高気密住宅の基準とされています。
高気密住宅の一般的な基準:C値=1.0(㎠/㎡)以下
というのも、断熱性能を表すUA値には地域ごとの基準値があるのに対し、C値には省エネ等級で基準値が定められていません。
過去には基準値5㎠/㎡以下と定められていましたが、住宅建築の技術も進み、現在は法律上のC値の明確な基準値がない状況です。
ただ、多くの高気密住宅の基準とされている1.0㎠/㎡は、100㎡(およそ30坪)の住宅で100㎠の隙間がある計算。1邸で合計10cm×10cmほどの隙間があることになるため、私たちはより高い気密性を目指すべきと考えています。
アイズホームの注文住宅では、C値=0.5(c㎡ / ㎡)以下をクリアすべき基準にしています。
まとめ
気密測定は、自身が住む家の気密性を数値ではっきりと確認できる方法です。
気密性の高さは、新築住宅の快適さ、光熱費に大きく影響します。
ハウスメーカーのカタログにC値が記載されていても、自分の家がどの程度の気密性能を持つかは気密測定をしなければわかりません。
- 気密測定をモデルハウスでしか実施していないハウスメーカーや工務店もある
- 一般的な高気密住宅の数値の目安は、C値=1.0(c㎡ / ㎡)以下
安心で快適な住まいづくりを目指すなら、上記のポイントを参考に気密性も重視してくださいね。
アイズホームでは全棟で気密測定を実施しています。
家族が快適に、健康に過ごせる家づくりのため、さまざまな提案をしている工務店です。
家庭用エアコンで叶える全館空調システムや、家族に優しい天然素材を活かした設計がアイズホームの強みです。
わたしたちの性能へのこだわりはこちらからご覧ください。
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