資金計画とは?家づくりのはじめの重要ステップを解説【後編】

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

家づくりのはじめの重要なステップである資金計画。ここでつまづいてしまうと、計画を先に進められません。
適切な費用見込みをしておかないと、どのくらい建物にお金をかけて良いか判断できないため。

今週は資金計画について2回に分けて解説しています。

前編では資金計画とはどういう工程か、どんなことを計算するのか、基本部分をまとめました。
『資金計画とは?家づくりのはじめの重要ステップを解説【前編】』

2回目の今回は、資金計画を考える際に同時に考えるべき「住宅ローン」「ライフプランニング」についてお話します。

資金計画と住宅ローン

適切な資金計画を立てることで、無理のない住宅ローンの借入が可能になります。
住み始めてからの生活に影響を与える資金計画と住宅ローンの関係を知っておきましょう。

住宅ローンに資金計画が欠かせない理由

資金計画は住宅ローンを組む際にも必要になります。
理由は、以下の3つです。

  1. 審査するのに提出するため
  2. 金利や条件の違いを明確にするため
  3. 最適な住宅ローンを選ぶため

住宅ローンの審査では、借入希望額が適切かどうかを金融機関が判断します。
そのために、ご本人の収入を証明する書類に加え、予定図面や資金計画書の提出を求められることがあります。

また、複数の金融機関の住宅ローン商品を比較検討するにも、資金計画が役立ちます。
固定金利型・変動金利型・超長期ローンといた金利タイプや、返済期間などの条件によって、大きく計画が変わることもあるためです。

たとえば
「借入の額を~~円、〇〇銀行の××プランなら、月に~~円の返済」
こうした計算をいくつか並べ、無理のない借入を考えるのも資金計画の工程です。

つまり、しっかり綿密な資金計画であればあるほど、住宅ローンを選びやすくなります。
総費用を確かめるだけでなく、自分に最適な住宅ローンを選択するにも、しっかり資金計画相談ができるハウスメーカー・工務店を選定しましょう。

資金計画に使える住宅ローンシミュレーション

多くの金融機関の公式サイトでは、住宅ローンのシミュレーションを計算できます。
借入額や返済額を考えるのに、ぜひ活用してみてください。

仮に下記のような予算の場合

  • 資金計画書の総額が6000万円
  • 自己資金が1000万円
  • 住宅ローンの借入額は5000万円

住宅ローンシミュレーションは、この5000万円を35年で返済すると、毎月いくら支払うことになるのか、簡単に計算できるもの。

横浜銀行の公式サイトからローンシミュレーションを例にとり、画面にしたがい入力してみます。
すると、このような計算が数秒で表示されます。

入力条件を変えれば、何度もシミュレーションを試せます。

ご検討の金融機関の条件を入力し、どのくらいの借入なら可能か検討するのにお役立てください。

資金計画とライフプランニング

アイズホームでは、住宅の資金計画を考えるときに、ライフプランも合わせて検討することをおすすめしています。
住宅の購入だけでなく、これから先の人生でどのようなお金が必要かを見通せると、より安心して家づくりに望めるためです。

ライフプランニングとは

ライフプランとは、結婚、出産、子育て、退職など、人生の重要なイベントを時系列で整理し、それぞれの段階で必要となる資金を予測する、将来の人生設計のこと。住宅購入もこの中の重要なイベントの一つです。

住宅の資金計画の段階では、
「現在の家賃よりも少し高いくらいなら、払えそうだな」
といった判断基準で、購入価格を決めてしまう方が多いもの。

一方、ライフプランニングでは、子さまの進学や車の購入時期、大きな旅行に行くタイミングなどを含めて、将来の支出を細かく予測します。また、報酬の変動がどのくらい見込めるか、退職金はいくらか、といった将来の収入も見越して考えます。

こうして人生全体の支出と収入を可視化できると、住宅購入にかけられる資金も、具体的な数字根拠で判断できるようになります。

ライフプランをおすすめする理由

ライフプランを考慮に入れた資金計画を立てられると、いくつものメリットがあります。

  • 家の購入に使える費用がより具体的にわかる
  • 長期的な視点で資金管理ができる
  • 将来の見通しが立つ安心感がある

家の資金計画のタイミングは、家計の収支状況を把握する機会でもあります。

ライフプランと資金計画を組み合わせることで、より確実な住宅購入計画ができるのはもちろん、今後の働き方や生き方を見通すチャンスになります。

安心して住宅計画を進めるため、ご活用がおすすめです。

なお、ライフプランニングをするには、工務店や金融機関を通して、ファイナンシャルプランナーに相談する方法があります。金融庁のサイトから、簡単なライフプランシミュレーターを利用できます。
気になる方は、アイズホームにご質問いただいても構いません。

まとめ

資金計画は、家づくりの第一歩として欠かせない重要なステップです。
適切な資金計画を立てることで、家を建てるための総費用、住宅ローンの返済額、そして将来の家計への影響も把握できます。

資金計画では、建物本体の費用だけでなく、諸費用や将来のライフイベントも考慮に入れてください。
家が完成した後に安心して住み続けられるよう、返済シミュレーションやライフプランニングを活用し、詳細で具体的な資金計画をたてましょう。

アイズホームでは、おひとりおひとりに合わせた資金計画のご相談をお受けしています。
般的には「年収の20%まで」などと言われるローン支払いですが、働き方が多様になってきている現代、住宅にかけられる費用は家族によって違います。さらに、土地の状況によっても、建物にかけられる費用には差が生じます。

横浜・川崎エリアに根ざした地元工務店として、お施主様に寄り添った家づくりがアイズホームの強みです。

「家を建てるのに、いくらくらい必要かわからない」
「いくらくらいの土地を買えば良いかわからない」
「問題のない資金計画にできているか不安」

このような思いがあるなら、お気軽にお問い合わせください。

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