資金計画とは?家づくりのはじめの重要ステップを解説【前編】

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

家づくりのはじめの重要なステップである資金計画。ここでつまづいてしまうと、計画を先に進められません。

適切な費用見込みをしておかなければ、どのくらい建物にお金をかけて良いか判断できないためです。

今週は資金計画について2回に分けて解説します。
前編の今回は、資金計画とはどういう工程か、どんなことを計算するのか、知っておきたい基本をまとめました。

資金計画とは?

資金計画とは、家づくりにおいて必要な資金を、どのように支払っていくかを具体的な数字で計算することです。
新築、特に注文住宅の購入の際には、欠かせないステップといえます。

なぜなら、適切な資金計画が建てられていないと、住んでから支払いに無理が生じ、せっかくの新しい家で充実した生活ができないことも考えられるため。

言い換えると、将来の生活設計もふくめた適切な計画になっていると、安心して住み続けられます!

資金計画では、主に以下の内容を表にして考えます。

  • 住宅本体の費用
  • 建設にかかわる諸費用
  • 建築計画に必要な総費用
  • 自己資金と住宅ローン費用の割合
  • 毎月のローン支払いがどのくらになるか

こうした費用を可視化できることが重要。
無理のない支払いが可能かどうかを判断し、いくらくらいの費用で住宅を建てるべきかを考えるのが資金計画です。

資金計画で何がわかる?

資金計画を立てて明確にすべきなのは、以下の3つの点です。

  • 家を建てるのに総額でいくらかかるか
  • 住宅ローンの支払いがどのくらいになるのか
  • 家計に無理のない計画ができているかどうか

step1.家を建てるのに総額でいくらかかるか

家を建てるためには、土地代や建物の建築費用だけでなく、付帯工事費用や諸費用が必要です。具体的には登記費用、住宅ローン関連の手数料、火災保険料などのこと。

これらだけでも数百万円が必要なケースもあるため、もれなく資金として考えておかなければ、予算がショートしかねません。

step2.住宅ローンの支払いがどのくらいになるのか

総額計算の次に、そのうち住宅ローンで支払いする費用はいくらか、毎月の返済がいくらになるかを計算します。

借入希望の額があったとしても、毎月の返済額に計算して支払いできなければ借りられないため。
選ぶ金融機関や返済期間・金利タイプによって、毎月の返済額は変動します。また、ご夫婦どちらかの名義にするのか、共働きで2人で返済していくのかによっても、計画が異なります。

何度かシミュレーションし、最適な返済額を考えましょう。

step3.家計に無理のない計画ができているかどうか

家計に無理のない支払い計画になっているかを確認することが、資金計画の目的です。

一般的に、住宅ローンの返済負担率は年収の20%以内が目安とされています。しかし、子どもの人数やご夫婦の働き方によって最適解がちがうもの。

計算したローン支払い額と、家を建てるまえの家賃や将来的な収支を考えて支払いの継続可否を検討します。

住んだ後の家計に合っていなければ、建築にかける予算を調整しましょう。

資金計画の内訳例

資金計画でおこなう建築総費用の計算では、大きく分けて以下の3つを考えます。

  • 建物本体工事費
  • 付帯工事費
  • 諸費用

どのハウスメーカーや工務店で建築しても必要な内訳を、はじめに知っておきましょう。

建物本体工事費とは

建物本体工事費は、建物の本体部分を作るための費用です。
この費用には以下のような項目が含まれます。

  • 仮設工事:足場の組み立て、仮設電気・水道・トイレの設置など)
  • 基礎工事
  • 木工事:柱や梁などの構造材の組み立て
  • 外装・屋根工事:外壁や屋根の施工
  • 内装工事:壁、床、天井の仕上げ
  • 設備工事:電気、給排水など

どの部分を建物本体工事費として計算するかは、工務店やハウスメーカーによってまちまちです。
複数の企業に資金計画をしてもらい、比較するとわかりやすいですよ。

付帯工事費とは

付帯工事費は、建物本体以外の工事にかかる費用です。以下のような項目が一般的です。

  • 解体工事:敷地にある建物や樹木など撤去
  • 造成工事:土地の整地など
  • 基礎補強工事:地盤改良など
  • 配管工事:上下水道菅・ガスの引き込みなど
  • 外構関連:庭、駐車場など
  • - インテリア関連、照明器具、カーテンなど

付帯工事費は、建築地の条件によっても大きく変動します。

例えば、中古住宅の建て替えのケースでは解体工事が必要なもののガスや水道菅は引き込み済みのものを使えることがあります。
また、敷地内の高低差の大小によって、100万円単位で造成費用が変動します。

現地の調査をしっかりしてもらえる工務店に依頼することが、的確な資金計画にするための重要なポイントといえます。

諸費用とは

諸費用は、建物の建築以外にかかる様々な費用を指します。主な項目は以下の通りです。

  • 登記費用
  • 住宅ローン手続き費用
  • 火災保険料
  • 不動産取得税
  • 引っ越し費用
  • 家具・家電の購入

ここでいかに細かい諸費用まで見込めるか、は、後々になるほど重要です。
安く見せたい企業が引っ越し費用を安く見込み、「余分に5万円かかった」となっては悲しいですよね。

予想外の出費を防げるよう、小さな費用も計上しておくことをおすすめします。

まとめ

資金計画は、家づくりの第一歩として欠かせない重要なステップです。
適切な資金計画を立てることで、家を建てるための総費用、住宅ローンの返済額、そして家計への影響を明確に把握できます。

次回、後半では資金計画の際に同時に考えるべき「ライフプランニング」について解説します。
資金計画とは?家づくりのはじめの重要ステップを解説【後編】

アイズホームでは、おひとりおひとりに合わせた資金計画のご相談をお受けしています。

一般的には「年収の20%まで」などと言われるローン支払いですが、働き方が多様になってきている現代、住宅にかけられる費用はご家族によって違います
さらに、土地の状況によっても、建物にかけられる費用には差が生じます。

横浜・川崎エリアに根ざした地元工務店として、お施主様に寄り添った家づくりがアイズホームの強みです。

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