
【インタビュー】ナフサは解決した?工務店営業マンへの11の質問

皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。
アイズホームは、ひとりひとりのスタッフが、お施主さまに真剣に向き合っています。
家族の大切な家づくりを安心して任せてもらうため、どんなメンバーがどんな想いで働いているかを発信することにしました。
スタッフインタビュー第7弾は、わが社の営業担当、三佐。今年2月ごろに起きたナフサショックから半年ほど経過したいま、当時ほど話題にならなくなった建設現場のリアルをインタビューしました。
「どのくらい家の値段が上がったのか?」
「まだ待てば安くなる?」
「建て時はいつ?」
など、これから家づくりを検討するご家族が抱く不安に、回答しました。
これからマイホーム計画に向かおうとしているご家族さまの参考になれば嬉しいです。
住宅はいつから高くなった?

―――質問01. ここ数年で住宅価格がかなり上がったと言われますが、変化を感じ始めたのはいつごろから?
三佐:変化を感じ始めたのは2021年のウッドショック(木材高騰)から。
肌感覚としても、明確に上がっていると感じます。
今年の石油化学製品(ナフサ)の高騰で、断熱材や防水シート、塩ビパイプ類の値上がりがそれに続きました。
さらに半導体不足による設備品(給湯器・エコキュート・住設)の価格改定も連鎖しています。
―――質問02.住宅価格上昇について、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。
三佐:コストも納期もかなり影響を受けました。
コスト面では、1棟あたりの仕入れ原価が数百万円単位で押し上げられています。
一時期は、納期の先行きが見えなくなったことも。
給湯器や水回り設備の一部や断熱材は、手配に数か月待たなければいけませんでした。
そのときは、会社がチームになって全力で工事の遅れを回避しましたね。
早期発注や工程調整を徹底して、お施主さまに約束どおり引き渡しできるように踏ん張りました。
ナフサは落ち着いたのか?

ナフサショックとは、今年2月ごろに起きた樹脂製品の原料であるナフサの価格急騰のことです。
住宅を建てる資材にはこのナフサを原料に含むものが多いため、サッシや配管、断熱材など住宅資材のコストが連鎖的に上昇しました。
このナフサショック以降、お客さまから住宅価格について不安の声も聞かれます。
ここからは、ナフサショックの際の現場の様子や、半年ほど経過した9月現在の状況についてもインタビューします。
―――質問03.数年前と比べて、坪単価や総額はどのくらい変わりましたか?
三佐:数年前(ナフサショック前)と比較すると、建築資材の価格は約15〜20%程度上昇している感覚です。
お客さまからすると、 同じ坪数・仕様で建てた場合、総額で300万〜400万円ほど負担が増えているでしょう。
他の会社では、もっと幅が大きいところもあるとおもいます。
―――質問04. 価格が上がった部分は資材・人件費・土地代、どこが大きく感じますか?
三佐:一番大きく感じるのは「資材そのもの」の高騰ですね。
木材・金属・石油製品(断熱材・塗料)など、どれも原価が上がりました。
人件費も緩やかに高くなっていっています。
以前から建設業界が職人不足だったところに、ガソリン代のせいで物流費がかさむようになり、職人さんの手間代・施工費がじわじわ上昇しました。
土地代については、わたしたちの拠点である横浜・川崎が人気エリアであることが大きいです。
土地価格が高止まりしているので、総予算を圧迫しているのが現実です。
―――質問05. 現在は「もう落ち着いた」建材と「まだ上がり続けている」建材、どちらもありますか?
三佐:まだ上がり続けている建材のほうが多いです。
落ち着いた・下げ止まった建材は、構造用木材。ナフサショック直後の異常な跳ね上がりからは落ち着いて、高い価格のまま横ばいになっています。
まだ値上げ通知が続いている建材は、石油由来製品や金属・設備製品です。
石油由来製品では、高性能断熱材、外壁材(サイディング等)、防水シート。また、水まわり設備(ユニットバス・キッチン)といったメーカー製の住宅設備は、さらなる値上げが予測されています。
「今建てるべきか不安」に答える

お客さまになかには、
「いまは建てどきじゃないんじゃないか」
「もう少し待ったほうが良いらしい」
など、家を建てる時期を迷ってしまう方もいます。
住宅を建てるべき時期についても質問しました。
―――質問06.「待てば安くなる」可能性はあるとおもいますか?
三佐:残念ながら、安くなる可能性は考えにくいです。
人件費やエネルギーコストも値上がりが続いているので、石油由来製品の価格上昇が止まったとしても、資材価格が昔の基準まで下がることはないと思っています。
反対に、待つことがリスクを招く可能性もあります。
ひとつは、住宅ローン金利の上昇リスク。固定金利だけでなく変動金利にも上昇の足音が聞こえています。金利が0.5%上がるだけでも支払総額は数百万円変わるので、あなどれません。
もうひとつは住宅性能基準の厳格化による値上げリスク。昨年の省エネ基準義務化に伴い、将来的に必要な設備仕様のベースが上がりました。
―――質問07.予算に不安がある人に対して、アイズホームでは価格を抑えるためにどんな提案をされていますか?
三佐:たくさん提案しています!
たとえば、無駄を削ぎ落とした間取り。
面積をコンパクトにして、坪数を数坪抑えて、その分性能は高いままにします。
高気密・高断熱(G2-G3レベル)にすることで、建築費と将来の光熱費の両方を削減できる提案です。
ほかには、標準仕様も吟味していますよ。
耐震(等級3)や断熱など「変えられない性能」はそのまま、内装や意匠面でコスト調整をおこなっています。
―――質問08.もし今後また同じような資材高騰が起きた場合、お施主さんができる備えはあるでしょうか?
三佐:いくつかあるとおもいます!
まずは、契約の後の仕様決めをスムーズにすすめること。
契約後に仕様決めが長引くと、その間に資材の値上げ改定を挟んでしまうケースがあります。
仕様決めは悩んでしまって時間がかかるご家族もいますので、早い段階で要望を整理しておくと安心です!
可能なら、業者と発注時期を明確に決めておくのも大切です。施工者さんと密に連携できれば、価格改定前のタイミングで主要資材の発注を確定させられる可能性もあります。
これからの時代の家づくり【工務店】にできること
―――質問09.ナフサショックを経験して、アイズホームの家づくりに変化はありましたか?
三佐:そうですね、よい経験になりましたね!笑
まず、価格と性能の透明性がアップしたとおもいます。
「なぜこの価格になるのか」「資材高騰の背景はなにか」お施主さまへ丁寧に説明できるようになりました。
さらに、長期的なコスト(ライフサイクルコスト)の可視化も始めました。
建築時の費用(イニシャルコスト)だけでなく、将来の「光熱費」や「メンテナンス費用」も含めた総合的なお得感をシミュレーションして提案するスタイルが強化されています。
―――質問10.住宅価格が不安定な時代、家づくりのパートナー選びではなにを大切にするべき?
三佐:挙げるとしたら2点。
ひとつは、その会社の性能や標準仕様にブレがないかどうか。
価格高騰を理由に、見えない部分(断熱や気密、構造)のスペックを落として安く見せかけるような会社は避けるべきです。
もうひとつは、真摯な姿勢です。
姿勢は「コミュニケーション」と「施工品質」に現れます。
コスト高の時代だからこそ、1邸1邸丁寧に向き合っている工務店、現場の気密測定や丁寧な施工管理(C値の確保など)をおこなっている工務店を選んでほしいです!
―――質問11.これからの家づくりを始めるご家族に向けて、メッセージをお願いします

「住宅価格が上がっているから…」と諦める必要はありません。
大切なのは、建物の「大きさ」や「表面的な豪華さ」ではなく、「住んでからの快適さ」と「長く安心して暮らせる性能(耐震・断熱)」です。
アイズホームは、無理のない資金計画の中で、将来の光熱費やメンテナンス費を抑えられる賢い家づくりをご提案しています。
まずは不安なことを何でも気軽にご相談ください!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
アイズホームは、各スタッフが丁寧にお施主さまに向き合う、地域の工務店です。
もちろん、間取りや内装だけでなく、資金や住んだあとのメンテナンスまで、家族の健康的な暮らしを応援します。
建てて何年経っても「早く家に帰りたい」と思える、安心で心地よい家を、わたしたちと一緒につくりませんか?
ご相談・お問い合わせはこちらからお受けしております。
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