狭小地の家づくりガイド後編|間取りのポイントを解説

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

注文住宅を検討する方にとって、土地探しは大きなハードルのひとつ。
わたしたちアイズホームが拠点とする横浜市近郊は、比較アイズホームは不動産価格が高めな横浜を拠点としていることもあり、狭小地での家づくりを承ることもしばしばです。

「狭小地のメリットって何だろう?」
「狭い土地でも快適に暮らせる?」

狭小地に興味があるものの、こうした不安を感じる方も少なくないでしょう。

今週は、狭小地での注文住宅建築について、2回に分けて解説します。
前編では、狭小地に家を建てるメリットと昨今の土地探しについてお話しました。
『狭小地の家づくりガイド前編|小さな敷地のメリットとは』

後編の今回は、狭小地に家を建てる際のさまざまな工夫をご紹介。

都心エリアでの新築を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

狭小地の家づくりの工夫6選

狭小地での家づくりには、限られたスペースを最大限に活用するための工夫が欠かせません。
コンパクトでも豊かに過ごす空間にするための6つの工夫を紹介します。

天井高を活かす

狭小住宅では、縦方向のスペースをいかに活用できるかが重要です。天井が高いと、同じ床面積でも圧迫感が軽減されるためです。

たとえば、一般的な住宅よりも高い天井高の設定や、吹き抜け・スキップフロア・中二階といった階をまたぐ間取りがおすすめです。

縦の空間を活かした、狭さを感じさせない空間にできます。

2階リビングの採用

2階をリビングにする間取りは、限られた敷地を効率的に使う方法のひとつです。

2階リビングには、プライバシーを確保しつつ、開放的な空間を作り出せるメリットもあります。
1階をガレージや水回りにあて、光を取り込みやすい2階に生活の中心を配置します。

詳しくは、こちらのブログもぜひご覧ください。
★『狭小地にもおすすめ!2階リビングのメリット・デメリット解説』

室内窓の活用

狭小地の課題のひとつが、明るさの確保。

隣同士が密接した立地が多く、窓を設ける壁面も制限があります。
そのため、部屋と部屋の間に設ける室内窓も明るさUPの技になります。

室内に窓を設けることで、空間の仕切りを作りながらも光を通し、開放感も演出できます。
廊下とリビングの間の建具に、スケルトン素材を採用するのもおしゃれになりますよ。

窓からの採光の工夫

狭小住宅で、自然光を少しでも多く取り入れる工夫が大切なのは、明るさ自体が広く感じられる効果もあるため。

たとえば、周囲の環境の見極めも重要です。方位だけで判断せず採光の見込める方向に大きな窓を設ける設計が求められるでしょう。

さらに、吹き抜けなどを活用した上からの採光を下階に届けられるかも、設計力が問われます。

中庭の設置

狭小地では、お庭を諦めて建ぺい率めいっぱいに建物を配置せざるを得ないケースも。
そうした場合には、中庭を提案することがあります。

隣家と密接している敷地でも、プライバシーを確保しながら自然光を取り入れられるのが中庭の利点です。樹木などを植えて自然を愉しんだり、ビニールプールやミニピクニックの場にもおすすめ。

コンパクトな敷地で開放感を演出するアイデアです。

収納スペースの確保

リビングなどを広く設計できたとしても、収納が少なすぎれば物があふれます。しまえない生活用遺品で広々使えない空間になっては意味がありません。

限られたスペースを有効活用するため、階段下収納や壁面収納などを積極的に取り入れます。
パントリーやファミリークローゼットなど、適材適所の収納があることで部屋をすっきりと保てれば、広く感じられる空間も作り出せます。

狭小地は設計力が肝

限られたスペースを最大限に活用し、快適な住空間をつくるには、高い設計スキルが不可欠です。
理由は、狭小地には一般の設計が難しい多くの課題があるためです。

たとえば、紹介した工夫は以下のような課題を解決するためのアイデアでした。

  • 密集した立地が多い
  • 採光を確保しづらい
  • 庭を確保しづらい
  • 隣地との距離が近い

アイズホームが建築家との家づくりをおすすめする理由は、こうした複雑な課題の土地でも家族の希望に対応できる高い専門性にあります。

建築家は、敷地の特性を分析し、住む人のライフスタイルに合わせた最適な設計を考えます。

狭小地での家づくりは、制約が多い分だけプロの設計力が大切。
狭さを感じさせない、家族らしい住まいを実現しましょう。

まとめ

狭小地とは、一般的に30坪に満たないほどの、家を建てるには工夫が必要な土地のこと。
土地代はもちろん税金・光熱費・修繕費といったランニングコストを抑え、利便性の高い都市での暮らしを叶えられることがメリットです。

昨今の建材高騰の影響から、狭小地・狭小住宅のメリットはより意味のあるものになっていると考えます。
ただし、狭小地での家づくりは、限られたスペースを最大限に活用する工夫と設計力が求められます。

天井高の工夫、2階リビングの採用、室内窓の活用、効果的な採光、収納の確保、中庭の設置など、様々な工夫を取り入れてみましょう。

 

アイズホームでは、家族のライフスタイルにマッチした住まいを創るため、建築家との家づくりもサポートしています。
制限も多い狭小地の家づくりでも「打ち合わせが愉しい!」と感じていただけますよ。

アイズホームの設計方針は、下記からご覧ください。
アイズホームの家づくりとは『デザインと設計』

狭小地での家づくりは、適切な計画と設計により、都市での快適な暮らしを実現できます。
土地探しや限られた敷地での自分らしい家づくりをご検討なら、アイズホームにお越しください。

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