地鎮祭はどんな行事?流れ・服装・準備を解説

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皆さんこんにちは!アイズホームの広報担当・ウメムラです。

新築を建てるとき、着工の前に「地鎮祭(じちんさい)」をおこないます。
工事の安全と家族の繁栄を祈る儀式です。

「必ずやらないといけないの?」
「当日は何をするの?」

初めて経験する方も多いので、作法がわからないこともありますよね。

この記事では、地鎮祭の意味や当日の流れ、準備しておくことをわかりやすく解説します。
はじめて家を建てる方もぜひ参考にしてください。

地鎮祭とは?意味・目的をわかりやすく解説

更地の土地で、紅白の幕をかけたり、縄を張ったりして、ご祈祷をしている風景を見かけたことがある方もいるでしょう。

地鎮祭は、その土地の神様に工事の安全などを願う儀式です。
土地の造成が整い、基礎工事を始める前のタイミングで行います。

はじめに、地鎮祭の由来や目的をお伝えします。

地鎮祭の意味と由来

「地鎮」とは「土地を鎮める」という意味の言葉。
地鎮祭は、土地の神さまに工事の許しをもらい、安全な工事と家族の繁栄を祈願する儀式です。

日本では古くから、土地に神様が宿ると考えられてきました。
その考えが現代にも受け継がれ、新築工事の前に祈願をおこなう慣習が定着しています。

地鎮祭やらないとどうなる?

地鎮祭をおこなわなくても、なにか問題があるわけではありません。
近年は省略する方もいらっしゃるようです。

しかし、何百組ものお施主さまの住まいを建ててきたアイズホームの経験上、ほとんどのご家族が地鎮祭を実施しています。
また、わたしたちのようなプロの事業者がモデルハウスを建築する際も、必ずおこないます。

地鎮祭があることで土地の神様に見守ってもらい、気持ちよく新生活をスタートできると考えています。

 

地鎮祭の日の流れ

地鎮祭には、お施主さまのご家族と施工会社の担当者・現場監督が集まるのが一般的です。
神主さんを呼び、ご祈祷(きとう)をおこないます。

ここでは、地鎮祭の大まかな流れについてお伝えします。

式の流れ

地鎮祭では、神主さん・工事の関係者・新しい家に住む家族が土地のご祈祷をおこないます。
式自体の時間は、おおよそ30〜60分程度です。

一般的な式の流れは以下の通りです。

1.開式の辞:神主さんが式の開始を宣言する
2.手水(てみず):参列者が手を清める
3.修祓(しゅばつ)の儀:神主さんからお祓いを受け身を清める
4.降神(こうしん)の儀:土地の神様をお招きする
5.献饌(けんせん)の儀:神様にお供え物を捧げる
6.祝詞奏上(のりとそうじょう):神主さんが工事の安全を祈る祝詞を読み上げる
7.四方祓(しほうはらい)の儀:土地の四隅をお祓いする
8.地鎮の儀:お施主さまによる「鎌(かま)入れ」、工事業者による「鍬(くわ)入れ」、施工者による「鋤(すき)入れ」をそれぞれおこなう。「エイ!エイ!エイ!」と大きなかけ声にあわせておこないます。
9.玉串拝礼(たまぐしはいれい):施主・関係者が二礼二賞一礼で玉串を神前に捧げる
10.撤饌(てっせん)の義:お供え物を神様から降ろして受け取る
11.昇神(しょうしん)の儀:神様をお送りする
12.直会(なおらい):参加者で食事をする。お供え物の一部やお酒で乾杯することが多い。
13.閉式の辞:式の終了

儀式の順を覚える必要はありません。
当日は、神主さんから「頭をお下げください」「一礼してください」といったように声をかけてもらいながら進められます。

 

地鎮祭前の流れ

地鎮祭の当日までに、準備しておくことが3つあります。

  1. 神主さんの手配
  2.  敷地の準備
  3.  初穂料・お供え・挨拶回りなどの準備

多くは施工会社などがサポートしてくれますが、施主が準備するべきものもあるので、内容を把握しておきましょう。

1. 神主さんの手配

地鎮祭は、地域の神社などの神主さんに敷地まで招いてご祈祷をおこないます。
どこの神主さんに依頼するか、施工会社から紹介してもらえる場合も多いでしょう。

依頼したい神社がある場合は、施主が手配することも可能です。
その場合は、工事の着工日程を早めに確認しましょう。

2. 敷地の準備

地鎮祭の前には、神様をお迎えするための敷地の準備をおこないます。

家を建てる土地の四隅に青竹を立ててしめ縄で囲み、中央に祭壇をつくります。
テントなどに紅白の幕を設置するケースもよく見かけます。

こうした敷地の準備は、施工会社に対応してもらえるのが一般的です。
どのような準備になるのか、施主の手配がないか、念のための事前確認をおすすめします。

3. 初穂料・お供え・挨拶回りなどの準備

式に使う米・酒・塩などのお供え物の準備も必要です。
また近隣への挨拶回りを地鎮祭当日におこなう場合は、あいさつ文や粗品なども用意します。

詳しくは次の章で解説します。

地鎮祭で準備するもの一覧

地鎮祭の準備の多くは施工会社がサポートしてくれますが、施主側で用意するものもあります。
一般的な準備物を紹介します。

初穂料・のし袋

地鎮祭では、神主さんへの謝礼である初穂料を用意します。
初穂料はのし袋に包み、神主さんにお渡ししましょう。

のし袋の書き方のポイントは以下の通りです。

  • 表書き:「初穂料」または「玉串料」と書く
  • 名前:表書きの下に施主のフルネームを記載
  • 水引:紅白の蝶結びを使用する(結び切りはNG)

封筒は文具店やコンビニでも購入できます。毛筆または筆ペンで書くのがマナーです。

お供え物

式のお供え物には、一般的に以下のものを用意します。

  • 基本の四品:米・酒・塩・水
  • 野菜:大根、にんじんなど
  • 魚:尾頭付きの鯛・するめなど
  • 果物

どこで購入するといった指定はありません。
式が終わったあとは、お下がりものとしてご家族が持ち帰ります。

お供えは神社や施工会社が用意するケースもあります。

近隣への挨拶

多くの施工会社では、地鎮祭のタイミングで、近隣への挨拶回りもおこないます。
工事中は騒音や車の出入りがあるので、住んだ後のトラブルを防ぐためにも大切なステップです。

  • 挨拶の範囲:両隣・向かい・裏の家。「向こう三軒両隣」が目安
  • 粗品の目安:500〜1,000円程度 タオルや洗剤などが一般的

 

地鎮祭の服装・マナー

「地鎮祭は、どんな服装で行けばよいの?」と質問をいただくことが多いです。
気になる服装やマナーについてもお伝えします。

施主・家族の服装について

実は、地鎮祭の服装に決まりはありません。
神聖な儀式なのでフォーマルな服装でお越しになる方も多いですが、普段着でも大丈夫です。

屋外で行うため、暑さ・寒さへの対策を優先してください。
土の上に立つので、高いヒールの靴は避けましょう。

立ち振る舞い・マナーについて

式の最中はできるだけ静粛に参加し、神主さんの進行に従いましょう。

とはいえ、小さなお子さんはずっと静かにしているのは難しいですよね。
途中で赤ちゃんが泣いてしまったり、小さい子がぐずったりしても問題ありませんので、おおらかな気持ちで参加しましょう。

参加する家族について

参加する家族に誰を呼ぶべきかと質問をいただくこともあります。
これについても、ルールはありません。

家族の繁栄を願う行事なので、新しい家に住むご家族は、小さなお子さんも参加をおすすめしています。
また、完成宅に住まなくても、ご両親を呼ぶ方もいらっしゃいます。

 

まとめ:地鎮祭を記念日に

地鎮祭は、新しい土地に感謝を伝え、家族の安全と繁栄を祈る大切な儀式です。
一生に一度の家づくりの節目として、家族みんなで参加して、特別な記念日にしてもらえると良いと考えています。

準備や段取りに不安を感じる方も、担当の工務店がしっかりサポートしてくれるので心配はいりません。
新しい家の完成を気持ちよく迎えましょう。

なお、同じように新築工事の節目の行事に「上棟式」があります。
上棟式については、こちらの記事で解説していますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
『棟上げとはどんな意味?上棟式の流れや準備も解説』

地鎮祭・上棟式などに関する小さな疑問を含め、家づくりで気になることがあればぜひ私たちにご相談ください。

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